ヤグネットの毎日
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2002年05月31日(金) 車中読書


 毎週の「しんぶん赤旗」日曜版に、活動ファイルを折り込むことにした(14号まで発行)。毎日の活動や自分の思いは、これまでネット上で紹介していたけれど、まだまだ圧倒的にはネット生活を日常化している人は少ないのだ。
 そこで、一週間の「ヤグネットの日記」からの抜粋と、最新の日曜版のおすすめ記事を紹介することにしている。その活動ファイルの〆きりが毎週木曜日。30日は、視察報告を盛り込みたいと朝から必死に作成した。

 視察では、電車や飛行機での移動がある。その間、視察先の資料の読み込みもするが、僕にとってのひそかな楽しみは、読書をすること。なぜか、視察の移動時の読書ははかどるものだ。

 今回の視察でも、二冊ほど読み終え、もう一冊も半ばまで読んだ。

読み終えたのは、以下の本。

●中村順編著『文化行政 はじまり・いま・みらい』(水曜社)定価¥1600(税別)

 この本は、「日本文化行政研究会」と「これからの文化政策を考える会」によるシンポジウムをベースにして編まれている。興味のある分野だったので、一気に読んだ。とくに、小林真理さんの論文「自治体の生き残り戦略としての文化行政」が印象深く、僕の頭をスッキリさせた。その一部を紹介する。

「文化行政」をするのにどんな「感性」が必要なのかということが話題になったことがある。それは従来の行政のあり方が当たり前だと思っていることに対して何か異議申し立てを心の中に持っていて、行政の仕事が非文化的だと思えることこそが、文化行政を行う「感性」を持っていると言える。つまり、行政の仕事が市民に開かれていない、市民の立場に立っていないし、地域のためになっていない。それに対して、もっと市民のために、地域のために、と考えることができるかどうかということになる。そういう頭の転換ができるかどうかということが「感性」のもんだいになってくる。言うなればその「感性」が行政全体、あるいは個の職員に足りないことに対する異議申し立てが行政の文化化なのである。(127ページ)

 だから、文化行政とは、たんに「アート」だけをとりあげているわけではない、自治体のあり方そのものを転換させる、とても大きな意味をもつ考え方なのだ。議会の質問でも取り上げたいテーマである。


●野口悠紀雄著『ホームページにオフィスをつくる』(光文社新書)定価¥700(税別)

 おなじみの著者の本なので、無条件に買った。帯に書かれてある一文に、ハッとさせられた。

初めてホームページを作る人は、まず自分だけが使うつもりで作るとよい。

 僕のサイトのリンクのページは、ほとんど未整理状態だ。自分でも使い勝手が悪い。これでは、見てもらえるサイトではない。どこを改善すればよいのかが見えてくる等、示唆にとむアドバイスがいっぱいで、期待を裏切らなかった一冊だ。

 残り一冊は、岩波新書で門脇厚司著の『子どもの社会力』。この本もぐいぐいと引き込まれる本で、3色ペンでひきまくっている。後日、まとまった紹介をしたい。




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