今年の日本は本当に強いですね。でも、勝負に関係なく、 選手の4年間を思うだけで胸が熱くなります。 4年・・・長いですよね。本当にすばらしい。
本日の1冊: ・『カカシの夏休み』(重松清/文藝春秋)
短篇集。 最初はこの中の「ライオン先生」が読みたかったのです。 竹中直人氏主演でドラマ化された作品でしたが、 ドラマにはあまり興味がなかったので見ていませんでした。 しかし、小説は、ドキドキするほど生々しかったです。 たとえば、ライオン先生は若い頃は熱血先生。 廊下で生徒と立ち話をしながら、他の先生の悪口を言い出す生徒を 笑いながらたしなめたりもする、話の分かる先生。 ・・・おいおい。誰かさんに似てないか〜〜? 誰かさんはもちろん私のことです。私の日常の立場そのもの。 でも、小説のライオン先生は40代を過ぎて、 生徒との距離の遠さに、ストレスを感じ始めている。 そのストレスが鬘をかぶった頭皮のかゆみとなって表れる。 このストレスが非常に生々しいのです。重松先生はすごい。 私にもいつかこんな日が来るに違いありません。 その時に、ライオン先生のように振る舞いたいと思えるラストでした。 また、表題作「カカシの夏休み」もいい。 重松先生の作品に登場する教師は、どうしてこうもリアルなのだろうと わが身を重ねながら、夢中で読み終えました。
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