当世高校教師気質
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2004年08月20日(金) 『カカシの夏休み』

今年の日本は本当に強いですね。でも、勝負に関係なく、
選手の4年間を思うだけで胸が熱くなります。
4年・・・長いですよね。本当にすばらしい。

本日の1冊:
・『カカシの夏休み』(重松清/文藝春秋)

短篇集。
最初はこの中の「ライオン先生」が読みたかったのです。
竹中直人氏主演でドラマ化された作品でしたが、
ドラマにはあまり興味がなかったので見ていませんでした。
しかし、小説は、ドキドキするほど生々しかったです。
たとえば、ライオン先生は若い頃は熱血先生。
廊下で生徒と立ち話をしながら、他の先生の悪口を言い出す生徒を
笑いながらたしなめたりもする、話の分かる先生。
・・・おいおい。誰かさんに似てないか〜〜?
誰かさんはもちろん私のことです。私の日常の立場そのもの。
でも、小説のライオン先生は40代を過ぎて、
生徒との距離の遠さに、ストレスを感じ始めている。
そのストレスが鬘をかぶった頭皮のかゆみとなって表れる。
このストレスが非常に生々しいのです。重松先生はすごい。
私にもいつかこんな日が来るに違いありません。
その時に、ライオン先生のように振る舞いたいと思えるラストでした。
また、表題作「カカシの夏休み」もいい。
重松先生の作品に登場する教師は、どうしてこうもリアルなのだろうと
わが身を重ねながら、夢中で読み終えました。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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