当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2003年12月21日(日) 『シェルター』

昨夜・今夜と続いて、ヤワラちゃんの結婚式関係の
テレビ番組を見る・・・ごっつ幸せそう。
恋愛して、あそこまで幸せそうな人ってすごいよ。
う〜ん、素直に羨ましいぞ。

本日の一作:
・『シェルター』(近藤史恵/祥伝社)

整体師探偵シリーズ第3巻。
前作に引き続き、ストーリーの中心は姉妹の関係。
過去の諍いからずっと心底に秘めてきた気持が明らかになる。
姉妹といえど女性同士、思うことも多々あろうが、
少しずつ距離を縮めようとする二人はやはり他人ではないのだ。
加えて、もう一つの話の中心は姉と出会った一人の少女。
中学時代に受けたイジメから抜け出すために、芸能界入りした
彼女ではあったら、現実の厳しさを受け止めかねている。
この場合、空想の中だけの話じゃないのだろう。
芸能人は憧れの存在であると同時に、格好のバッシングの対象だ。
それがやっかみ半分のものであったとしても、時として
信じられないぐらい残酷な言葉や態度を平気で投げかける。
それを乗り越えて微笑んでいられる人が生き残るのだ。

  「ぶっちゃけていえば、自分と何人かの友達だけ、自分のことを
  好きやったら、人生なんてうまいこと行くもんやで」

だから、他人が何を言おうと懼れることはないのだ、と。
それらの言葉がどれほど悲しくても、腹立たしくても、
自分の本質が傷つけられることは決してないのだ、と。
少女の身体をほぐしながら、整体師が言葉を紡ぐ。
イイ言葉だ。私の心も少し救われたような気がした。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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