| 2003年12月24日(水) |
『山谷崖っぷち日記』 |
忘年会も無事終わり、冬休みに突入。 世の中が浮き足立つクリスマスイブが何だ!(怒) 想像以上に仕事は舞い込んだ一日の終わり、 自分に自分でプレゼントを買いましたとも。 パンツ2本とセーター1枚。 珍しく上下セットの下着と化粧品。 諭吉が三枚飛んでったよ・・・恐ろしや。 やっぱりお金を使った後はちょっぴり罪悪感が残る。 必要だと分かっていてもやめときゃよかったと思う。 でも、お金使いたくなるのよね。意志薄弱な私。
本日の一冊: ・『山谷崖っぷち日記』(大山史朗/TBSブリタニカ)
数学の先生からかなり熱心に勧められた一冊。 初めてタイトルを聞いたとき、「サンヤ」が変換できず、 実物を手にして、ようやく地名であることが分かった。 筆者は実際、山谷で生活する労務者の一人。 いわゆるサラリーマン人生に一線を画した男性が、 自分の目に映る光景を淡々と描き出しているエッセイである。 なにせオビが振るっている・・・「現代の方丈記」 なるほど、確かに鴨長明も世を捨てた人間であった。 大山氏も結局、自ら世を捨てる選択をしたのだ。 だから、本文には世間に対する恨みつらみは見られない。 あくまでも冷静なのだ。勿論、自身の行く末に対しても。
真似ができるかと言われれば、できないと答える。 真似をしたいかと言われても、答えはノーだ。 しかし、類稀なる彼の世界観には敬服する価値がある。 読む人により受ける印象は様々だろうが、だからこそ、 多くの読後感想を聞いてみたいと思わせる1冊である。
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