| 2003年11月01日(土) |
『ヤンキー母校に生きる』 |
土曜出勤、無事に終了。 午前中は今後の教材研究に当て(でも、いまいち)、 午後からは読書をしながら、生徒を待った。 もうすぐ志望動機書を提出しなくてはならない彼女は、 ここ数日、私を含む数名の先生の助言を得ていた。 私一人だったら、きっと行き詰まっていただろう。 彼女がいろいろな先生と話し、自分の文章を考えたから、 私は国語教師としての務めに専念できたのである。 はっきり言って、この学校の生徒は文章力が格段に低い。 これだけマジメな彼女ですら、太鼓判は押せない。 それでも、最初は何が書いてあるのか要領を得ない文章を 泣きそうな顔でもって来た彼女が、本日16:30をもって、 半ば強引にでも志願書を完成させたことに、少し安堵した。
本日の一作: ・『ヤンキー母校に生きる』(義家弘介/文藝春秋)
今日の午後、ずーっと読んでいた一冊。 金曜日に図書室に寄ったら発見して借りてきた。 何よりも心打たれるのは、この人は心底生徒好き。 怒るときは徹底的に、誉めるときも徹底的に。 私も生徒は好きだ。一人、一人を可愛いと思う。 授業をつぶそうとし、冷ややかな目で私を睨む時、 怒り以上に、悲しみが胸に込み上げる。 「オマエ、そんな調子でこれからの人生どうする?」 義家先生なら、それを言葉で、態度で伝えるのかな。 でも、私はつい流してしまう。 授業を進めなくちゃならないから・・・自分に言い訳して、 明らかに聞いていないと分かる生徒の前で授業する空しさ。 体当たりすることから逃げてはならない。 分かっていても、実行することは難しい。 でも、もがき続けることはやめないから・・・ごめんね。
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