| 2002年05月20日(月) |
『夜明け前に会いたい』 |
歯医者の結果、虫歯はないらしい。 ならば、今、どうしてこんなに痛いのかしら?(キレ) とりあえず後一週間我慢して、痛みが治まらなかったら、 もう一度歯医者に乗り込んでやる・・・とほぉ。
本日の1冊: ・『夜明け前に会いたい』(唯川恵/新潮文庫)
唯川女史の出身地が舞台。 ということは、当然私にとっても縁の深い場所である。 だから、登場する街並が非常にリアルで面白かった。 たいていの小説は東京が舞台であることが多いから、 東京の住人はいつもこんなデジャブを覚えながら小説を読むのであろうか。 それとも、喧騒を離れた地方だからこそこれだけ生々しいのかな。
主人公の希和子は一枚の加賀友禅をきっかけに、運命の相手に巡り合う。 芸妓であった母親とずっと2人きりで暮らしてきた地を離れ、 愛する人に従って上京しようとする最後の場面での母親の台詞が格好いい。
「・・・希和子が瀬尾さんを幸せにしてあげるんだ。 自分の惚れた男が幸せになれば、自然と自分も幸せになる。 すべては自分に返って来るんだ・・・」
女性だって誰かに幸せにしてもらうことばかりを願っていては、 本当の幸せを掴み損ねてしまうのかもしれない。 幸せになりたければ、やはり自分から行動しなければいけないのだな。 この台詞を言える母親の生き様が非常に価値あるものに思える。 うぅん、負けていられないぞって気分になるなぁ。
只今、弟が帰宅。内定をもらえたらしい。おめでとう!
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