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2004年10月23日(土) モーサムトーンベンダー@仙台MACANA

 例によって後書きなんですけど・・・・仙台のライブ凄い良かったんですよ〜だけど余韻に浸る間もなく地震のニュースに振り回されでしまいしっかり記憶にとどめられてなかったり・・・・思い出しながら書いてみますけど。

 盛岡の朝、風の吹きすさむバス停、これは・・・今日は寒くなるのかなと思いつつ友達と9時過ぎのバスに乗り込む。しかし、バスに乗ったら窓から照りつける太陽の光でちょっと熱かったりも。うとうとしたり、音楽聴いたり、本読んだり、流れる車窓は秋の穏やかな風景でありました。

 仙台について、別場所からきた仲間とも合流〜。ホテルに荷物を預けてまた駅にもどり牛タンを食しに牛タン通りへ。本日は塩味、味噌味両方楽しめる定食にしました。美味しかったです。

 
 その後いったんホテルに戻りくつろいだ後出かける。マカナをちょこっと確認した後時間までとタワーに行ってみる。うろうろとひやかしてたらなんか身体がフワーっと揺れる。あれ〜立ちくらみか?自分よっぽど遠征疲れ?と思って天井見たら照明がブラブラ揺れているではありませんか!!!

 じ、地震?!

 思わず友人の腕をはしっとつかむ。長かったです〜。かなり長く揺れていました。怖かった。チラホラ天井見てた人もいたけど至って平静な仙台っ子。しかしこの地震が新潟でのあんな大地震だったとはその時は思わなかった。

 マカナに戻るともうお客さんが集まっておりました。今日もなんだか若いかも。そしてTシャツ姿の気合はいった人も多かった。
 開場〜マカナ何回か来たけれどこんなにステージ前の幅狭かったっけ?って感じでした。でもはじっこでありながら前で見ることが出来た。

 照明が落とされ開演、やっぱり3人時間差で登場の KNOWからスタート。タケイさんは白シャツ、イサムさん・・・・忘れましたすいません(汗)百々さんはウクライナT。なんか今回のツアーはいろんな物着ておられます。しかしウクライナ、そうとう年季が入ってきてテロっとしている。

 そして2曲目はEmperorへ。昨日もそうだったしもしかしたらこの流れで定着するのかしらと思う。Emperor始まりもなかなか良かったんだけどな〜。とは言えもう最初のKNOWから

 今日はOK!!

と思ってしまった。何故だか凄いいい日って最初からいいって予感があるんですよね〜(嬉)で、本日は序盤にモダンラヴァーズが来まして一気に興奮。もうっ昨日の盛岡ではステージが狭くて堪能できなかった

 百々さんの足の動きが今日は序盤から炸裂ー!

 手のひらを握り締めてクウーっと熱くなってしまう。それでね、昨日はやらなかったパルス玉もサカシマもやってくれました、大満足。途中なにやらイサムさんが百々さんに耳打ち。後から友達に聞いたらセットリストには入ってなかった(セットリスト見える位置にいらして)片っぽメモリーズが入ったらしい。それって曲が増えたって言うことかしら!
 
 なんだか序盤でもう完全に今日はライブに入り込んでました。どんな曲もって来られても戸惑う事もなくスルスルのれる自分。足跡とショートホープとかでじっと動かず浸りこんでたと思うとNO WAY CITYでは拳振り上げてたし(笑)会場も前の方は結構押されてたと思うんだけど全然気にならなかった。いつもは仙台ってきつくて嫌だなって思うんだけど今日はいい感じだった。
 そしてハードコアコーナー終わり息整えてチューニングする百々さん。ステージから消えるタケイ、イサム、両氏。
 
 やった!レノンレノン

 昨日は聴けなかったからな・・・・でも弾き語りでひとりで歌ってるの聴くと百々さん喉がちょっと辛そうだった。ハードスケジュール、そろそろ喉もしんどいんだろうな〜と思う。ハープを吹きながらタケイさん登場〜いや、もっと、ヒューとかなんとか反応あるかなと思ったら皆まじめに聞いてたのが意外でした。でも、なんだろう、一人の百々さんの所にタケイさんが表れ、イサムさんが静かに戻ってくるのみるとなんか幸せーな気分に満たされます。レノンレノン終ったあとで「まあこんな曲もできるってことで」と百々さん。そのあと「しゃきっとしなきゃ」みたいな事を(しっかり覚えてないです)なんか笑っちゃった。今回のツア、ちょこちょこっとしゃべってくれるのが嬉しいです。全然しゃべらない時もあるもんな・・・・それとも地方だからか?どちらかと言うと地方の方がたくさんしゃべるかも。

 で、アンハッピーニュ〜エ〜ジ〜」と声を裏返らせて叫びながらしゃきっとしたアンハッピーニューエイジ(笑)ああ!今日もコーラス最高です!
 そしてなんでもねえよに突入〜もちろん拳振り上げましたとも、ウオ〜って感じでタケイさんに向かって。で、ふと百々さん見るとクールな不敵な視線で会場見下ろしててまたもやクウ〜っとなってしまう。そのまま BIG-Sになだれ込み。やばい!やばい!やばい!と思いながら身体を止められない。
 
 そのままの興奮状態からit's meへ。it's meが始まるともう終盤ってことがわかってちょっと寂しくもなるこのごろ。そんな寂しさまでも手伝ってどんどん感情がなだれ込んで行く。GREEN & GOLD〜 HigHと絶対におかしくなってたもん自分。どれだけ呆けた顔になってたかと思うと恥ずかしい限りですがもうこの状態になったら自分で自分はコントロールできません。
 本編終了はDUM DUM でした。なんか叫んでましたねタケイさん、もうぐっちゃぐっちゃで全然なに叫んでるかわからなかったんですけど(笑) そういえばタケイさんライブしょっぱなに

 ライブドア〜っ!

 って叫んでたんだった(笑)楽天〜とは叫べないよなやっぱり(笑)
 
 アンコール、何もって来るかと思ったら「最初につくったカセットに」と百々さん。 ビートルバーナーをアンコールにもってくるなんてちょっと意外でした。でも楽しかった、初期のこういうぐいぐい押すだけじゃなくてちょっとポップでひねくれた感じの曲大好きです。ビートルバーナーでちょっとほぐされたあとイサムさんのシャラシャラとシンバル振るわせる音が

 も、もしやecho?

 そうです、echoを最後にやってくれました。久しぶりだったから最初ちょと心配になったけどもう、すぐにどっぷりでしたね。なんか今までの時間ぐるぐるしちゃった。初めてワンマン見にシェルター行ったときの風景とか。あの頃最後が絶対echoだったから。

 もう、何にも何にも言うことなしの仙台でした。こんなにモーサムが好きで、ずっと見続けて来て本当に幸せだな〜としみじみ思った。

 ライブの興奮冷めやらぬまま、物販に並んでいるとなにやら新潟で震度6の地震があったとマネージャー氏。え〜!さっきの地震がそうだったんだ!と新潟の友達と顔見合わせる。とにかく地上にでて電話を。なかなか繋がらないも長野の自宅は大丈夫、新潟の友達も市内は大丈夫との事でほっとする。
 しかし外にいて全然情報がつかめない。皆このまま明日は新潟に移動の予定なんだけどどうすればよいのかでマカナ前で相談。とにかくモーサムのライブ自体やるのかやらないのか?
 
 メンバー出待ちの乙女達の中、この一団だけさぞ切羽詰った顔してただろうな・・・・・。機材かたずける途中のマネージャー氏に聞いたり、百々さんに「明日やるんですか?」と聞いたり・・・・・ああ・・・・・今日のライブ凄く良かったのにそのこと言わないで(凹)
 
 モーサム側も状況つかめず、でも出来そうなら行く様子。もし中止ならサイトにアップしますよとの言葉をいただく。(本当にマネージャー氏すいませんでした)

 今日は酒を飲んでも誰一人酔えず〜。居酒屋では明日の相談会になってしまった。新幹線、在来然、関越、北陸高速全部駄目らしい。高速は陥没してるらしく、これは・・・・新潟長野のバスはアウトだな・・・と。そうなれば翌日新幹線が復旧するのを祈るのみ。皆、行けることなら行こうという気がその時は満々だった。でもさ、本当ならこんなすばらしいライブの後、ライブの事話して酔っ払いたかったよ。

 その後それぞれのホテルへ。しかしホテルに戻って見たテレビの映像は凄まじかった。市内は大丈夫らしいけど同じ県内。こんなことになってるところへライブの為に行くこと自体いいのだろうか・・・・とか思ってしまう。もちろんバンド側は仕事なんだからきっと無理してでも行くんだろうなとか。とにかく行きたいとか、でも家族のこと思うと行けないとかぐるぐる頭を駆け巡る。で、とにかく新幹線が復旧すれば行こう!と決めて眠る。テレビはずっとつけっぱなし。


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