米国発 金融危機関連情報

2009年08月08日(土) 7月の米主要小売売上高5%減

米主要小売業の7月の売上高は、新規出店を除いた既存店ベースで前年同月を5.1%下回った。12カ月連続のマイナスで、減少幅は前月の5.1%とほぼ横ばい。米景気の落ち込みが長期化し消費者は生活必需品以外の出費を切りつめていることが鮮明になっている。消費社会の米国ににとって、前年比5.1%減は大変なものである。

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7月の米主要小売売上高5%減 高級店・衣料品店が低迷
                      2009年8月7日 日経
 【ニューヨーク=米州総局】米主要小売業の7月の売上高は、新規出店を除いた既存店ベースで前年同月を5%下回った。12カ月連続のマイナスで、減少幅は前月の5.1%とほぼ横ばい。米景気の落ち込みが長期化し消費者は生活必需品以外の出費を切りつめており、高級店や衣料品店で特に落ち込みが目立った。
 米国際ショッピングセンター協会(ICSC)が33社について集計した。高級デパートを中心に百貨店は最も減少幅が大きく、同9.6%減。アパレルは7.1%減だった。夏物セールの前倒しや、在庫圧縮を進めた結果「昨年に比べてセール向け在庫が品薄となり、売り上げに影響した」(JCペニー)。


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石田ふたみ [MAIL]

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