米国発 金融危機関連情報

2009年08月04日(火) 米、マイナス1%成長 4〜6月期


米国の景気は一部に楽観的見通しもあるが、4−6月はマイナス1%成長と厳しい。金融危機の傷跡は深く簡単な経済回復はないと認識するのが妥当と思う。
管理人
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 米、マイナス1%成長 4〜6月期
                    2009年8月1日  日経
 【ワシントン=大隅隆】米商務省が31日発表した4〜6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期と比べ年率換算(季節調整済み)で1.0%減少した。4四半期連続のマイナス成長だが改定後の前期(6.4%減)からは大幅に改善。市場予測の平均(1.5%減)を上回った。グローバルな経済危機の震源地となった米国の景気は年内の底入れを伺う情勢だ。


 4四半期連続のマイナス成長は1947年の統計開始以来初めて。商務省はGDP統計の大規模な改定作業を実施。08年10〜12月期はマイナス5.4%、同7〜9月期もマイナス2.7%に改定された。


 マイナス幅の縮小は、民間設備投資などの企業活動の復調と官需の増加が主因。設備投資は前期の39.2%減から8.9%減に、輸出は同29.9%減から7.0%減まで持ち直した。前期に2.6%減だった政府支出は5.6%増に転じた。2月に成立した景気対策が効果を発揮し始めた格好だ。 (21:36)



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石田ふたみ [MAIL]

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