| 2009年01月28日(水) |
米1月26日のみで5万9千人の人員削減の発表 |
資料 人員削減:1日で5万9千人 GMなど米大手発表 毎日新聞 2009年1月27日 現在の経済状態は追って「経済恐慌」という名前になると思う。 米国で26日、大手企業による人員削減が相次いで発表された。「削減数は米産業機械大手キャタピラーの2万人を筆頭にこの日の発表分だけで計5万9000人に達し、年明けからの4週間弱の累計は既に13万人を超えた」(毎日から)
米産業機械大手キャタピラー 2万人 家電小売り大手のサーキット・シティ 3万4000人 アルミ大手アルコア 1万5200人 ゼネラル・エレクトリック 1万1000人 航空機大手ボーイングの 4500人 −−など、大規模削減の発表が相次いでいる。 米国の就業者数は2008年、約258万人減少し、失業率7.2%まで上昇していたが、1月で7.3になる。失業率は「半年以内に2ケタに迫る」との見方があるが、そこまで行く気配である。
――――――――――――――――――――――――――――――― 人員削減:1日で5万9千人 GMなど米大手発表
毎日新聞 2009年1月27日 【ワシントン斉藤信宏】急速な景気悪化に陥っている米国で26日、大手企業による人員削減が相次いで発表された。削減数は米産業機械大手キャタピラーの2万人を筆頭にこの日の発表分だけで計5万9000人に達し、年明けからの4週間弱の累計は既に13万人を超えた。オバマ米大統領は「今後2年間での400万人の雇用創出」を掲げて大型景気対策の実施を急いでいるが、足元の景気悪化で逆に大量の職が失われる事態に直面しており、早くも目標達成を危ぶむ声が上がっている。 26日に新たに人員削減を発表したのは計6社。キャタピラーが早期退職勧奨も含めて全世界で従業員を減らすほか、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は北米工場で従業員を削減。医薬品大手ファイザーも同業大手ワイスの買収に伴い大規模な人員削減に踏み切る。いずれも08年秋以降の収益悪化が人員削減の主因で、人件費の切り詰めで業績改善を目指す。 また、年明け以降、家電小売り大手のサーキット・シティが会社清算を決めたことで約3万4000人の解雇が決まっているほか▽アルミ大手アルコアの1万5200人▽ゼネラル・エレクトリック(GE)の1万1000人▽航空機大手ボーイングの4500人−−など、大規模削減の発表が相次いでいる。 米国の就業者数は08年、約259万人減少し、第二次世界大戦後では最悪の雇用情勢となった。09年に入っても、人員削減の動きに歯止めがかかっておらず、昨年12月に7.2%まで上昇した失業率は「半年以内に2ケタに迫る」(米調査会社ムーディーズ・エコノミー)との見方も出ている。 【関連記事】 <特集>世界金融危機 <図説>米金融危機 世界が沈む 米リーマンが破綻 金融危機「アリ地獄」 世界ゆるがす金融危機/1 金融危機はアメリカから発生した GM:78年ぶり首位転落…トヨタの世界一確定 08年 毎日新聞 2009年1月27日 11時03分(最終更新 1月27日 13時24分)
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