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2006年03月10日(金) 水谷語録「十叱って一もほめない

癒しの森942                             
       
 昨日「十叱って一もほめない」ありさまになっているという水谷語録を記述した。9日未明、東京・世田谷区でマンションの部屋が焼け、生後2か月の赤ちゃんが死亡、両親が重傷を負った火事で、警視庁は14歳の中学生の長男を放火の疑いで逮捕した。NHKニュースによれば「父親に『学校に行け』と厳しく叱られ、恨みを晴らそうと思っていた」と供述している。水谷先生の語録を踏まえれば、起こるべくして起こったといわざるを得ない。子どもをどう捉えるか・・・これが人としての文化の基本ではないかと思う。

 この14歳の中学生は、かわいそうに叱られるだけの日々を送っていたのだろう。「未来に可能性がある少年」として扱われたことがなかったのだろう。2005年5月9日の癒しの森で「夜回り先生ベストセラー」と題して書いた。この日書いた中での水谷先生の言葉を引用したい。「みなさんにお願いがあります。私たちは、日本人である前に人間です。親である前に、子どもである前に、先生である前に、生徒である前に、人間です。一人の人間として、子どもたちと向き合いませんか」

 ・お願いが 全ての虚飾を 取り払い 一人の人間(ひと)で 子どもと向き合え 
     


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石田ふたみ [MAIL]

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