| 2006年03月09日(木) |
夜回り先生こと「水谷修さん」の教育姿勢の根幹 |
癒しの森941
夜回り先生こと「水谷修さん」の記録はほぼ読んできた。こんな先生が多くなれば、どれだけの子供たちが「夜の世界」から取り戻せるか知れない。ミクシイで水谷先生の講演に行ってきた感動が記述されていた。「夜回り先生こと水谷修さんの講演に行ってきました。ファンになってから、1年半。 ・・本物のあの熱い語り・・水谷ワールドに引き込まれました。・・大人としての自分、優しさ、愛・・・。今の社会、日本の人全員に水谷先生の話を聞いてもらいたいと強く思いました」とあった。 教師・親たちが水谷先生の子供たちを見る心・視線を理解すれば、子供達がおかしくなることはないのである。 今日手元に届いた月刊誌「潮」の4月号は「励ましの力」という特集であった。このトップを飾っているのが水谷先生の「こどもたちは温かい言葉を待っている」であった。ここに書かれている根幹の部分を引用したい。 「昔の日本には『子どもは十ほめて一叱れ』という素晴らしい言葉があった。10回ほめてあとで1回叱るぐらいでちょうどいい、というのだ。この短い言葉に、子育ての要諦が凝縮されていると思う。だが、いまの日本の子育ては、家庭も学校も『十ほめて一叱る』どころか『十叱って一もほめない』ありさまになってしまっている。私は、22年間の教師生活を通じて現在に至るまで、1度たりとも、子どもを叱ったことがない。そのことは、私の誇りである。 なぜ子どもを叱らないかといえば、すべての子どもは『花の種』だと考えているからだ。花を育てるためには、慈しみ、水をやり、咲くのを根気よく待たねばいけない。教育も同じことだ」
・大人たち すべての子どもに 可能性 信じて見守り 花さく時を
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