| 2005年01月11日(火) |
「北の零年」沖縄先行公開 |
癒しの森516
元旦に「夢見る力を保ち続けたい」と題して映画「北の零年」のことと主演の吉永小百合さんのことを書いた。この映画は1月15日公開なのであるが、沖縄県那覇市で8日に先行して公開された。この公開のため37年ぶり、2度目の訪問となる小百合さん。首里城でのセレモニーは00年の沖縄サミット以来2度目という県を挙げての大歓迎となったのだ。上映後の舞台あいさつで観客から惜しみない拍手が送られるなか、挨拶に立ち「温かい拍手が強く強く胸に響いています」と声を詰まらせ、感極まり目を潤ませたという。 吉永早百合さんは、原爆詩の朗読をライフワークにしている。平和への思いを強く持っていることはここで言うまでもない。訪問に当たって吉永さんは「沖縄の方々は戦中戦後、私たちに代わって大変な苦しみや悲しみを経験されたので申し訳ないという気持ちがあり、安易な気持ちでうかがいたくなかった」(スポニチから)と心情を吐露していたという。「安易な気持ちでうかがいたくなかった」という言葉に、吉永早百合さんの人間性・人格を滲んでいると思う。 ・平和への 思いを胸に 沖縄へ 心情伝わり 熱い歓迎
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