| 2004年11月20日(土) |
休養(良く眠る)を取ること |
癒しの森464 以前何回も書いたが、私たちの最大の癒しは良く眠ることだと思う。私はやや疲れ気味であると、文章が書けないという決定的な現象が出る。こんな時は1時間前後眠るようにしている。その人が疲れているかどうかが、唾液の中に含まれるウイルスによって判定できる時代が来るようだ。「長めの休暇を取ると唾液(だえき)に含まれるヘルペスウイルスが減ることを、東京慈恵会医科大の近藤一博教授(微生物学)らが確認した」(11/20 朝日)という。仕事による疲労がウイルス量に反映している可能性があるのだ。見えない疲労度を評価する目安に応用できそうで、横浜市で21日から始まる日本ウイルス学会で発表する。
20〜40代の男女の研究者や会社員計20人に、今年の黄金週間に1週間の休暇をとってもらい、仕事や旅行を控え、なるべく室内で静養してもらった。「連休の前後に2回ずつ唾液を採取。・・・休暇前には18人と17人からウイルスが検出されたのに、休暇直後では4人しか検出されなかった」というのだ。近藤教授は「休養を取ることで、仕事の疲れで増えていたウイルスが減った」とみている。ともかく、疲れたら休養を取る生活習慣が必要なのである。 ・疲れると 発する信号 さまざまに 唾液も変わる 不思議な身体
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