| 2004年11月02日(火) |
宇宙から、生まれて宇宙に帰る |
癒しの森 445
10月30日村上和雄先生の演題は「宇宙から生まれ、宇宙へ帰る」であった。このことについて、先生の講演の要旨を引用して、理解に役立てたいと思う。
「・・・地球の元素はどこから来たのか。宇宙から来たのである。したがって、私たち生き物は、すべて宇宙の星くずの一片である。私たちの身体は地球から、さらに宇宙からの借り物であるといえる。借り物である証拠に一定期間借用して、全員返却しなければならない。返却した身体は、大気や地球の元素に還元され、もう一度地球上の生物の身体に帰ってくる」この項のポイントは私たちの身体は「宇宙からの借り物」すなわち生物は仮の姿を維持しているに過ぎないとの指摘である。
そして死によって宇宙の元素に還元され、もう一度地球上の生物の身体に帰ってくると説明されているのだ。この説明は、仏教の輪廻転生の捕らえ方と同一である。西洋は人生を一冊の本に譬える。東洋は一冊の本に譬えると、今生は1ページとし次のページ(来世)があるとする。どちらの説を用いるかは各自の自由である。村上先生は科学者の立場で後者の捕らえ方を支持する立場に立っているのだ。 論を広げるだけの知識は無いが、宇宙そのものに生命を生み出す偉大(神秘)な存在(サムソン・グレート)があるのだ。いや宇宙が生命そのものと言えるのかもしれない。
・巨大なる 謎を抱える この宇宙 生命生み出す 神秘な存在 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
7、ヘルシー・ライフ参考資料
2004年10月11日(月) 健康のための食の習慣 ここのところ日曜日になると大なべに「煮物」を作るのが私の仕事になってしまった。昨日は妻が友人と出かけたので、このところの習慣で「煮物」を作る。この「煮物」が少々の量ではないのだ。友人3所帯分、子供の家庭を含めると6所帯約20人がたっぷりと食べられる直径30センチ深さ20センチの大なべに作るのである。こんなことを癒しの森に書く意味があるのかと読者に叱られそうだ。
この煮物の材料は、ここで書き出すと所定の枠内に収まらないので、関心のある人は、ヘルシー・ライフ会報の11月1日号で記述するので参照してください。ここで書きたいのは、「煮物」の中に入れる「ごぼう」の話である。今までは大きなごぼうを2本使っていたが、今回から4本に増やした。ごぼうに味を強調されると悪いので、ごぼうのみ5分間余り別の鍋に沸騰させてからお湯を切り通常の大なべの中にいれた。完成した煮物はやたらと「ごぼう」が目に付くが、全体の味に調和して抵抗なく食べることが出来た。
今回ごぼうの量を2倍にしたのには訳がある。先日、米のカドミウム汚染米の記述を整理していたところ、2000年3月11日に記述した強い解毒作用のゴボウのことが目に留まった。このゴボウのことを少々引用すると「ゴボウは食物繊維が豊富な事は良く指摘されるが、このほかに解毒作用の強さから古くから民間療法に使われて来た」「解毒作用が強く、腸の悪玉菌を排出する」などであった。ごぼうの強力な食物繊維が、有害物質を体外に排出するといわれている。体内の有害物質を排出するために、ごぼう、セロリに代表される強力な食物繊維のある食品を食べる習慣を付けるのが得策なのである。(2000年3月11日のカドミウム汚染は日々の映像に入力した) ・避けられず 体に入る 物質は 早く出て行け 繊維とともに 2000年05月14日(日) 食の散歩 レタスとセロリ 生活習慣病やガン・老化の原因といわれている活性酸素。この活性酸素を消去する抗酸化作用が野菜類にある。「酸素吸収法で、抗酸化活性を調べた。その結果青シソ90%・モロヘイヤ89パーセント・パセリ79パーセント・小松菜71パーセント」(5/17 農業新聞)と抗酸化性が強いことが分かったという。言ってみれば、味に癖のある野菜がお勧めということになる。 ここでは、レタスとセロリについてプレジデント5月1日号(文 イシハラクリニック石原院長)から引用して、食の散歩をしてみたい。「レタスはビタミンA・B1・B2・Cが多く含まれ、ミネラルとしてはカリウム・ナトリウム・カルシウム・鉄がバランスよく含まれている。・・・巷で言われる『頭の疲れを癒す』『鎮静・熟睡作用を有する』というレタスの薬効はこの三つのミネラルのなせるワザであろう。」という。ところが、レタスには欠点もあるのだ。「レタスは恋の炎を弱める」という諺がヨーロッパにあるとのこと。すなわち、レタスには制淫作用があるというのだ。亭主の浮気封じの野菜があるとは知らなかった。
セロリは、正反対に催淫作用があるという。フランスの俗言に「男に対するセロリの効き目を知ったら、女はセロリを探して、パリからローマまで行くことを厭わないだろう」というからセロリを見直す必要がある。「精力の弱って来た殿方に、このセロリは大いなる味方になってくれる」と言うから試してみてはいかがでしょう。
ニンジン・リンゴの生ジュース(3/19 記述)にセロリ50〜100グラムを加えて飲んだほうがよいようだ。
2004年10月15日(金) セロリは薬そのもの (1) 癒しの森427 10月13日セロリのこと書いた。ここでは全農のホームページを参考にしてセロリの薬効を記述したい。セロリは「古代ギリシャ、ローマ時代から、整腸や強壮の薬として知られ、香料としても使われて来ました。古代ギリシャ人は祭りの日に部屋にセロリを飾ったとか。これは、特有の強い香りが、魔除になるとされていたからです。ヨーロッパでは長く薬草として使われてきましたが、17世紀頃から野菜として食べ始めたという記録が残っています」という薬としての歴史がある。
中国でも「セロリは古くから栽培され、漢方薬として使われてきました。血を動かす働きを持ち、血圧を下げる、鎮静、鎮痙(けいれんを鎮める)、健胃、利尿、浄血などの効果がある」とされて来たのだ。日本には、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時に加藤清正によって持ち込まれたという説があります。その後、江戸時代になってオランダ船によって再度伝わり、オランダミツバという和名がつけられたという。
セロリほど食薬一体を感じさせる食品はないと思う。「セロリの独特の香りは、アピインやセネリンという成分によるもので、食欲を増進し、疲労を回復するほか、イライラや不眠症などの神経症状を鎮める効果があります。頭痛や更年期障害を和らげる働きもある」とされている。イライラ感を沈めるために、物を食べ結果的の肥満になるご婦人が多いような気がしてなれない。イライラ感のあるご婦人は、セロリを薬だと思って食べたらいかがでしょう。
・古代より 薬と知られて 使われた セロリに見られる 食薬一体
2004年10月16日(土) セロリは薬そのもの (2)
昨日に引き続きセロリのことを書きたい。何時も同じことを書くが体調を崩して(病気になって)どうするかでなく、病気にならない食の習慣を付けるべきだと思う。健康のためにセロリ栄養価が高く、さまざまな薬効がある野菜ですから常食にしたい食品である。栄養素は茎より葉の方にたくさん含まれているようだ。「葉や小枝の部分は、炒めもの、てんぷら、おひたしにすると、おいしく食べられます。シチューなどの煮込み料理に、セロリの葉をブーケガルニ(香りの束)として使うのはよく知られるところです。茎も、サラダにするほか、炒めもの、煮物に。また、漬物にしてもおいしいので、たくさんあるときは、塩漬やぬか漬にして保存しましょう」と全農のホームページは呼びかけている。
セロリの薬効を引用したい。セロリに「メチオニンも含まれており、常食すると肝臓の働きを活性化。また、メチオニンには抑うつ症状を改善する効果もあります。このほか、ベータカロテン、ビタミンB1、B2、C・E、カルシウム、カリウム、鉄など、ビタミンやミネラルをまんべんなく含み、食物繊維も豊富な健康野菜です。カリウムと食物繊維は、便秘解消や利尿作用も期待できます。葉の部分に多く含まれるビタミンB1・B2は、体内のエネルギーの代謝をよくし、神経系の正常な働きを維持してくれます。 さらにセロリには、ビタミンUも含まれており、これは潰瘍を治すビタミンとして知られています」特筆すべきことは抑うつ症状を改善する効果もあるという点だろう。 ・ビタミンや ミネラルなども 多々含み 食物繊維の 健康野菜
2000年03月19日(日) 食薬一体、健康は足下にあり たしか15年ほど前、人参ジュースが身体に良いことでブームになったような記憶がある。続けて人参ジュースを飲んでいる人もいるかも知れないが、大半の人は忘れているように思う。ここでは、忘れられた人参ジュースの効果をプレジデント3月号(石原クリニック院長・医学博士)から引用すると「人参ジュースは1982年6月米国アカデミーから『ビタミンA・C・Eをしっかり摂ればガンは予防出来る』というガンの予防法が提唱され、そのA・C・Eを共に存分に含んでいる野菜が人参であると発表された」ことがブームの動機となったようだ。 石原院長がかつて、留学していたスイスのベンナー病院は「人参とリンゴで作った生ジュースで、世界各国から集まって来る難病患者を治すことで有名な病院」であったとのこと。当時の院長のリーヒティ博士に「なぜ、そんなに人参が良いのですか」と尋ねると「人参には人体が必要とする全てのビタミンやミネラルが含まれているからだ」との応えが返って来たという。
石原院長は次のようにアドバイスしていた。「人参2本(約400グラム)リンゴ1個(約250グラム)をジューサー(ミキサーでなく)にかけて、ベンナー病院式のジュースを作り、毎日飲まれると良い。・・・・便秘の解消・血圧の改善・肝機能の正常化・尿酸の低下・強壮・・・など思わぬ恩恵に浴せるはずである」と。
以前、この「日々の映像」でビタミン・ミネラル不足が現代人の不健康の原因と記述した。これが一杯のジュースで解消されるのだからまさに「健康は足下にあり」を実感した。
2004年11月05日(金) 水の4つの力 私の知人で通称「水博士」と呼ばれる人がいる。その人から「水」に関するかなりの資料を頂いた。近く知人4〜5人が集まって「水博士」の講義を受ける予定にしている。ここでは、水のイロハである浸透力、溶解力、洗浄力、浄化力の4つ力をまず記述したい。 ・浸透力・・水自体が物に入り込んでいく力 ・溶解力・・水か物を溶かす力 ・洗浄力・・水が物を洗い流す力 ・浄化力・・水同士がぶつかりあって自らきれいになろうとする力 磁気の力によって、水の分子を小さくして、上記の4つの力を向上させることが出来る。これらの技術的な側面は、ボイラーなどで水・蒸気を扱う技術者なら常識的なことで改めて記述するまでのことではないのである。ここでは、家庭での水の洗浄力という視点で少々記述したい。 水博士のアドバイスで高性能永久磁石を取り付けて、磁気活性水(4つの力が向上して水)が出るようにした。ここで実験の一つを紹介しよう。その一つは、洗濯に洗剤をほとんど使わないことである。かなり汚れた普段着のズボンを洗ってもチャンと綺麗になるのである。浸透力、溶解力、洗浄力が向上していることがよく分かる。洗濯をするときは「洗剤」を使う・・昨日までの常識がベストかどうかは疑問なのである。詳しくは後日にするが、私がいつも散歩している堤防沿いの西川(用水路)の水は年中濁っている。浄化力が失われた死の川なのである。
・清流の 綺麗な水は なぜ出来る ぶつかりあっての 浄化の力 2004年11月12日(金) 水と健康の勉強会 11月5日「水の4つの力」と題して、水のイロハである浸透力、溶解力、洗浄力、浄化力の4つを記述した。今日は私の知人で通称「水博士」と呼ばれる人を中心に、水に関する勉強会を行う。勉強会といってもそれぞれの専門家が書いたリポート、参考資料を中心に進めていった。これらの中から、最も初歩的な水に関する認識を引用したいと思う。 「磁石で水が蘇る」(藤本憲幸著・ABC出版)の本の中に、水に関する基本的な指摘がある。「私が問題にするところの水は、真水(まみず)生水(なまみず)のことで、沸騰などによって酸素が失われた酸素欠乏水のことではない。私たちが水を飲む第一の目的は、実は水の中の酸素を体内に摂り入れることにある。体にとってどれほど酸素が大切なものか・・・・・体は酸素によって生命力を生み出し、活動し続けているからだ」この記述で水の重要性を再認識する必要を感じた。 この日話題の中心となった6分子構造水の効果について産経新聞の報道からその一部を引用したい。東京・工学院大で開かれたサトルエネルギー学会で、「6分子構造水の応用」というテーマで堀泰典院長が発表したものだ。「患者8人が継続して6分子構造水を引用した結果、便秘や胃痛、糖尿病の緩和のほか、アトピーなどアレルギー症状の緩和、尿酸値や中性脂肪の低下などが認められた」という。なぜこのような効果が生まれるのかに関して「6分構造水(結晶体が小さい)は、構造化されていない水に比べると、かなりの速さで生体内を移動する。そのため、新陳代謝が活発になって脂肪の燃焼が促進される」との説明であった。もともと血液の成分の90%は水である。かたまりの小さい水である磁化水を飲み続けることによって、血液のクラスター〈結晶体〉も小さくなり血液がサラサラになるとの原理なのだ。(後日加筆)
・正常な 構造水の 結晶は 血液までをも 変え行く力
2004年11月13日(土) 水の健康の勉強会(2) 昨日書いた塊の小さい水について信州大学の松崎五三男名誉教授のリポートを参考に補足したい。水は化学記号でH20と表わさせるように、2個の水素1個酸素が結合している。「実際に水の構造を調べてみると、H20という1個の分子が単独で存在しているわけでありません。・・自然界に存在する水にクラスターは普通平均12個の水の分子から成り立っています。こうした水の分子のかたまりは、磁気処理することによって分裂します。・・・磁気処理して水、すなわち磁化水のクラスターを調べてみると平均6個(昨日書いた6分子構造水)になり、一般の水の半分に減っています」これが磁化水の要点なのである。
かたまりの小さい水であれば細胞間のごく小さなすき間にもスイスイと入り込むことが出来る「このため新陳代謝(新旧の細胞の入れ替わり)は非常に活発になります。体内の有害な老廃物がいつまでも体内に留まることなく、すみやかに排泄されますから、健康を保つことが出来るのです」との説明を容易に理解することができる。
もう一つ磁化水の効能は、人体にとって有害極まりない「活性酸素」を除去することができるという。松崎先生の説明全文は酸化還元性電位という専門的な説明で中間は省略して結論だけ引用したい。「酸化還元性電位の低い水は、相手に酸素を与えることが出来ます。したがって、体内に発生した活性酸素に電子が提供され、活性酸素が無害な酸素に戻ります。ということは、磁化水を飲むことによって、体内の活性酸素を抑制することが出来、病気や老化が進行することをおさえることが出来るといえるわけです」 ・厄介な 活性酸素の 抑制と 小さな水の 効果計りなし -------------------------------------------------------------------- 2004年11月14日(日) 水の健康の勉強会(3) (磁化水応用の第一人者伊藤院長のリポートから) 昨日6分子構造水を書いたまとめで「小さな水の効果、はかりなし」と書いた。今日は私の手元にある資料の中から、磁化水応用の第一人者といわれる伊藤院長のリポートから小さな水がボケ症状を改善する内容を引用したい。
「磁化水はボケにも有効です。Aさんはかなり重症な状態でした。睡眠障害もありました。入院当初は、看護婦の接触を拒否し、血圧を計らせてくれないし、点滴もさせてくれませんでした。この人は脳血管性の痴呆(脳卒中など脳の血管障害が原因の痴呆)でしたが、入院1ヵ月後から磁化水を毎日2リッター飲んでもらったところ、1ヶ月もするとだいぶ症状が落ち着いてきました。そのころには私が主治医であることが認識できるようになりました」重症な痴呆が文化的な表現を用いれば「小さな水」で改善されていくのだ。以前に書いたが人間の血液は2週間ですべて入れ変わるのだから、小さな水によって血液そのものが変化して劇的な効果を生むのだろう。
「59歳のアルツハイマー性痴呆(原因不明で不治とされる痴呆)の女性は抑うつ状態で幻覚や幻聴もあり、家に引きこもったきりでした。3週間入院してもらいましたが、磁化水を飲んでもらったところ、症状がだいぶ緩和したので退院しました。退院後は週3回通院し、磁化水も飲み続けています。現在では被害妄想がとれて、症状の進行もストップし家族もある程度の対応が出来るようになりました。不眠やイライラも解消して、ご主人が大変喜んでいます」この伊藤院長の記述をどう受け止めるかは、それぞれの自由であるが少なくとも小さな水(磁化水・6分子構造水・酸化還元性電位の低い水・酸素を多く含んだ水)が人体に好ましい決定的な影響を与えることはたしかである。(詳しくはヘルシー・ライフに引用したい)
・ほとんどが 水そのものの 血液に 変化があれば 痴呆も改善 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 編集後記・・・会報の発行日を1日と考えていたのですが、この時期はかなり多忙のため、会報の発行は毎月10日〜15日の間とさせていただきます。
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