| 2004年09月17日(金) |
アテネ・パラリンピック開幕する |
明朝パラリンピックが開幕する。4年前の感動が未だに心の隅で残っている。記憶に残っているトップは、シドニー大会で金メダル6個を獲得した成田真由美選手(当時30歳)だろう。今回はどのような活躍をしてどんなドラマをわれわれに語りかけるだろう。成田選手は「13歳のとき、脊髄(せきずい)炎で両足の自由を失い、2年前には持病の心臓病も悪化。薬の副作用で体重が20キロ増えた。4か月入院した。骨折もあった。結婚し、仕事と主婦業をこなしながら、世界の舞台に戻ってきた」のだ。成田選手に心臓病の持病があるとは知らなかった。このような半デイを抱えて、どのような活躍をするのだろう。
4年前の女子車椅子マラソンの中畑和選手(31・銀メタル)土田和歌子選手(25・銅メタル)のことは、記憶に鮮明に残っている。特に中畑和選手は交通事故による脊髄損傷というハンデイを乗り越えて、アトランタとシドニーで銀メタルに輝いたのだ。なぜ4年前のことをこんなに覚えているか、その理由は明快なのだ。この二人が美人の上に、あまりにも明るく輝いていたからである。今回のパラリンピックに出場するのかどうかの資料は手元にないが、土田和歌子選手は出場するのだろう。 ・ハンデイを 抱えながらも 目標を 高く掲げる 人の讃歌を
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