| 2004年09月16日(木) |
あたりに漂う 稲穂の薫り |
今朝は澄み切った晴天であった。顔を通り抜ける微風は、ややひんやりとしていて心地よく、まさに秋を彩る早朝の瞬間であった。歩き始めて20分余りのところは、稲の実りが広がっている。もう半分は稲刈りが終わっており、あたり一面に稲の香りが漂っていた。1996年10月同じような風景に遭遇して次の短歌を作った。
・路傍にて 黄金の稲穂の 近づくと 秋の大地の こよなき薫り (2003年9月23日に掲載) 私の記憶のなかに刻まれている「こよなき香り」はどこから来ているのかと田に降りて観察すると稲の茎の香りであった。 昨日の夕刻は、NPO法人の「Mado in 越後」のクルージンクでの集会に参加する。この会合は、農業(果実)の生産者、加工業者の持参する食べ物の試食会が中心に展開される。今回もそばの揚げ物・干し大根の辛巻・フルーツトマトを初めて食べる。ヘルシー・ライフから発芽玄米ごはんは、炊き方によってはこんなに美味しく出来ますと、一口おにぎりを、120個(60人分)持参して試食していただく。今までの常識を根底から覆す、食感と味覚があるのでかなり好評であった。試食した人の中から、栄養分を全て削り落とした白米ごはんから、発芽玄米ごはんに切り替える人が出てくるだろう。 ・一面に 秋の風情は 広がって あたりに漂う 稲穂の薫り
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