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2004年08月21日(土) 五輪柔道:女子63キロ級、谷本歩実が金に輝く

 日本柔道の金ラッシュが続いている。谷本歩実がオール一本の金メダルでアテネのヒロインになった。柔道女子63キロ級の谷本歩実は圧倒的な強さで優勝し、女子の金は48キロ級の谷亮子(28)に続く2個目で、日本女子が五輪で複数の金メダルを獲ったのは初めてという快挙なのだ。日本の金メダルは6個となり、前回シドニー大会の5個を早くも上回った。谷本は「最高にうれしいです。本当にまわりの人が完璧なサポートしてくれて。今日は負ける気が一度もしなかった。完ぺきな金メダルだと思う」と話していた。
  
 何しろ5試合オール一本勝ちなのである。 158センチの小さな体で、大きな相手を投げ飛ばすのだ。しかもすべて2分以内で勝負を決めているのである。うち2試合は20秒で勝負を決めているので観衆のどよめきを誘そう。最後の決勝は、古賀コーチ直伝の一本背負いで勝利した。開始55秒。1メートル76の長身、ハイルの体を1メートル58の谷本が転がした。技あり。すかさず横四方固めに入る。合わせ技の一本勝ちが決まり、礼をすると小走りに走り古賀稔彦コーチ(36)の胸に飛び込んだ。「最高、うれしい」。歓喜の抱擁で2人の目からは涙がこぼれた。何時見ても感動する師弟一体の金の詩(うた)である。
      
   ・アテネでの 一本背負いで 恩返し 師弟一体 歓喜の抱擁


     


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石田ふたみ [MAIL]

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