| 2004年04月19日(月) |
ヤンキース:トーリ監督の年俸 |
日本はアメリカと比較すると、富が個人に貯まらないシステムになっている。その一例が経営者・管理者の年俸である。私の記憶では経営者の年俸が一番高いのがソニー会長の2億円である。それに比べるとアメリカの経営者の年俸は桁違いに高い。 日本で馴染み多くなったヤンキースのジョー・トーリ監督(63)の年俸を引用しよう。「ヤンキースは9日、今季で契約が切れるジョー・トーリ監督(63)と、来年から07年まで3年間の延長契約を結んだ。年俸は監督としては破格の3年総額1920万ドル(約20億4000万円)」であるという。1年6億8000万円の年俸なのだ。トーリ監督は「とても満足している。ヤンキースが(野球人生で)最後のチームになるのは間違いない。そう言えることを誇りに思う」(スポニチから)と笑顔の会見だ。 今日衆院議員478人の資産が公開された。一人当たり資産の平均は約5200万円であった。この額は2000年12月より1500万円減少している。これは民主党を中心に、資産をほとんど持たない新人が多数当選したことが影響しているという。なにしろ、資産合計が100万円以下の新人衆院議員が478人中26人もいるのだ。アメリカで資産ゼロの上院議員がいるのだろうか。 ・国栄え 個人が栄えぬ この社会 どこかおかしい 日本のシステム
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