気まぐれ日記
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2015年04月16日(木) やっぱりパソコンは


 ずうっとベッドの脇に置いてたのですが、机に移動。やっぱりこっちの方が使いやすい。

  




 「おやおや、君たち。廊下は走らない」
 「上田先生、それどころじゃない」
 さすがの他校生も教師(保健医だが)の登場におじけついた。
 「おやおや、君たちはどこの学校の生徒かな。ここは部外者は入っちゃいけないよ」
 上田はにこやかだが、どこかするどく他校生たちを見つめた。
 「すみません。僕たちは中野春季さんに用事がありまして」
 他校生の一人が言った。
 「そうかい。でもここは中等部の校舎だから中野春季はいないよ」
 「はい?」
 「中野春季は大学部だ。どちらにせよ、部外者は入っちゃいけない。さ、早く出て行きなさい」
 「……わかりました」
 三人は大人しく学校を出て行く。上田はその姿を見てから、冬季と晴仁を見た。
 「さて、二人とも。今日は俺が送って行こう。ちょっと待っててね」
 晴仁はパソコン教室のカギを戻して、二人で上田を待った。ややして上田が職員室から出てきて、二人を連れて職員玄関から出ることにする。
 「君たち、無事でよかったよ」
 「あの他校生はなんですか?」
 晴仁が尋ねる。
 「あの子らは山田工学の生徒だね」
 「山田工学……なんでまた」
 山田工学は山田工業高等学校の略称。
 「どうにも中野春季はどこでも恨みを買っているようだね」
 「兄貴が?」
 「……中野くんが目当てだったようだよ」
 「俺が?」
 「末っ子なら、どうにかなるって思ったのかな?」
 「いずれにしても、他校生にやすやすと入られるのはまずいね。今校長先生に伝えて来たから、しばらくは君たち、誰かと一緒に帰りなさい」
 伝えたいことは分かった。とにかく頭数多くして下校すること。
 「わかりました」
 


草うららか |MAIL

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