|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
もうちょっとで終わります。辛抱です。 エーデルと呼ばれる妖精は、氷の精にそっと触れる。そうすると、氷の精は泣きやんだ。 「さあ、私と一緒に行きましょう。大丈夫、私も宿主はいなかったの」 氷の精はゆっくりブロードに近づいた。 「名前を付けるよ、いいかな?」 名づけることによって妖精は人に憑くということだろうか? 氷の精が言っていた怖いものというもの気になる。 「カメリア」 「はい」 「よし、カメリア。今日から俺についておいで」 「うん」 どうやら契約?は終了したようだ。 「怖いのが、来る」 突然カメリアが言った。洞窟の入り口から唸るような声が聞こえてくる。その『怖いもの』が近づいてきた。 「なんだ、あれ?」 「雪男?」 私は言った。 「聞いたことがあるの。雪男という大きな体をした怪物がいるって。神様ってこれのことだったのかしら?」 「君は落ち着いているね」 「そんなことない! どうするの?」 「仕方がないなー。カメリア早速力を貸してくれるかい。頼むよ」 ブロードはカメリアの頭にぽんと手を置いた。
|