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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ポロロとマルルに会いに行くツアー(勝手に命名)徳島も熊本も遠い過ぎる。 「グオンを追っていた……」 と、赤毛の少年がつぶやいた。バルクはやや黙ってから口を開こうとした。その前にアニムが話し始める。 「グオンがいなくなったから探しておったのだな。しかしグオンは見つからず、バンデンに来てみればこの騒ぎに遭遇した、というところかな?」 少年がうなずく。 「少しは話せるようになったんだね?」 と、ルイ。 「そうだな。まだまだと言ったところだが」 少年は、口を開きかけたが何も話そうとしなかった。 「イーリス、グオンはフォーランズに向かっている。行き違いになったようだな」 「そうか……教えてくれてありがとう」 バルクは苦笑いしつつも、イーリスの精神の回復を願った。 イーリスはフォーランズ王国の王子であり、ビアソーイダ島国とは交友国である。交友は表向きで切っても切れない深い縁がある。ヘネシーとは兄弟のように育ったため、この二人はだいたい一緒にいることが多い。 彼は物心付いたときから魔族に取り憑かれていた。それは声を食う魔族で、声を発することにより体を乗っ取るという魔族。今はその魔族は除かれ、イーリスは声を取り戻したのだが、長年声を発することが出来なかったために、今は声を出すのをまだ恐れている、そして言葉をつぐむことが慣れないらしい。 「そうか。では、フォーランズへ帰ろう。ランディードのこともあるし」
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