気まぐれ日記
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2014年11月15日(土) その時は結構適当

 どうでもいいキャラの名前付け。

 えーと史実的に今日は(有名なんで略)。うちでは妹の誕生日です。




 ランディード=グランファル。グランファル家とは世界的に有名な貴族の一家だ。貴族はふるければ古いほど格が上がり、歴史の証明としても王族に次いで信用がある。しかし、中には落ちぶれて平民となり下がることもある。要は金があるかどうかでも左右されてしまう。
 グランファル家は代々、世界中に貿易船を持つ貿易商でもある貴族である。
 「僕は直属の分家だ。それに、今回ここへ来たのは僕個人の意思だからあまり気にしないでほしい」
 まだ十七、八ほどの青年ははっきりとした口調で言った。
 「なるほど、で、なんでこんなものが欲しい? これがあっても役には立たんぞ」
 あくまで『俺』以外はとバルクは心の中で付け足した。
 「いい剣だからだ。そばに置きたい。それだけだ」
 「悪いがコレとの約束があるんだ。コレと旅をするという約束がある」
 セルヴェスがバルクと会った時に言ったのは「君と旅が出来たら、どんなに楽しいだろう」と言う言葉だった。セルヴェスが死ぬ間際に立ち会ったのは偶然なのかもしれないし、そういう運命だったのかもしれない。彼はバルクを一目見るなり気に入り、自分が年老いてなかったら、前妖精主の罰を受けていなかったらバルクを竜騎士にしたかったと言った。そしてその後、彼は死に、バルクに相応しい姿となった。
 直接約束したのは、セルヴェスのそばにいたルヴィアとロイタスだった。『彼とともに世界を回って欲しい』と剣となったセルヴェスを託された。
 「では僕が連れて行こう。剣を運べばいい」
 ランディードは引き下がらない。
 「バルク、もう止めよう」
 ルイが根をあげた。アニムも首を振っている。
 「らちがあかない。さっさと本題に入ろう」
 ルイとアニムの言葉に、残りの二人も身を向けた。こちらも若い男女だった。一人は長身の娘で、もう一人は赤毛の少年。
  「だそうだ、ランディード。この剣が欲しいと言っていた貴族はお前でいいんだな? そしてお前には一つ噂がある。人身売買の件だが、本当か?」


草うららか |MAIL

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