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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
居間の電気がスイッチいれても付かない事態になっていたんですが、傘とって中掃除して電灯摂り替えたら明るくなり、これ一段押さえているの?という状態です。 バンデン国王は『あくまで個人の持ち物』としてドラゴンの宝を期間限定で展示することにする。バルクはしぶしぶ預けた。剣を持ってないと落ち着かないというらしい。 剣と鞘はケースに入れられて、厳重な警備の中、公開された。大体の者は見て納得して帰っていったが、やはりその中には手に入れたいという者もいた。 そして、とうとうバンデン国王のもとに、手に入れたい、欲しいという貴族が数名名乗り上げてきた。 「残念ながら、あれは個人のものであって私のものではない。そして、あれはもう他が持てるものではない。それを承知でなら、交渉するとよい」 王がそう伝える。その言葉でまた諦めた者が何人かいた。 いよいよ、その何人か残った諦めきれない者がバルクのもとに揃った。 「悪いがそいつは渡すことは……できない」 バルクはその中の二人を見て、一瞬言葉を詰まらせた。 「まずは、この剣を手にしてみろ」 台に置かれた剣と鞘に数名が順番に触れる。全員が顔をしかめた。 「体験してわかっただろう? この剣は俺のものなんだ。それでも欲しいか?」 三人が残った。バルクがその中の一人に尋ねる。 「名前を聞こうか?」 「ランディード=グランファル」 「グランファルって、あの……その息子か?」 「そうだ。たとえ持てないものでも、ぜひその剣が欲しい。譲ってくれ。金ならある」
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