気まぐれ日記
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2014年11月05日(水) 寒くて暑い

 11月に入りましたが、今は比較的温暖な気候です。この前の寒さとか雪とかなんだったんだろう。

 ところで今夜は171年ぶりのミラクルムーンなんだそうです。たしかにきれいでした。
 でもスマホで撮っても?な感じなんですけどね。

 




 その日の朝、バルクは手紙をしたためた。もちろん、兄であるビアソーイダ国王あてだが、身内ということで、その封筒は宿屋で分けてもらったシンプルなものだった。
 「で、バルク。これどうやって送るの?」
 ルイとアニムは朝食をとるためにバルクを訪ねたところだった。狭い部屋がますます狭い。
 郵便物は船で運ぶことになるが、時間がかかる。鳩の足につけて飛ばす方法もあるが、この港町に伝書鳩はいなかった。
 「ああ、そりゃあ大丈夫だ」
 バルクは『もうすでに手を打っている』と言う。
 「バルク様、およびでしょうか?」
 アニムもルイも肝を抜かれた。
 「ラナ、久しぶりだな」
 「バルク様もたまにはお帰りくださいな。アニム様、リュレイミア様もお久しぶりでございます。おかわりありませんか?」
 使用人の制服を着たラナと呼ばれる女性は、突然宿の一室に現れた。アニムもルイも以前ビアソーイダを訪れた時に世話になったメイドだった。
 「これを兄貴に渡してくれ。急ぎなんで返事も頼む」
 「承りました。それでは、私はこれで。バルク様がバンデン王国の王都に着いたらお届けします」
 そう言ってラナはドアを開けて出て行った。
 「い、今のは?」
 「ラナって何?」
 ラナが去った後、ルイはすぐにドアを開けて確認したが、彼女はもういなかった。
 「お前らな、あんまり彼女のことを詮索するな。あれはウチの立派なメイドだ」
  


草うららか |MAIL

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