気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2014年09月27日(土) いつの間に

 今日は一日お出かけしていたのですが、帰ってニュースつけたら山が噴火していた。なんだろう、これだけで世の中が浦島太郎状態。




 ??? ??? ????
 岡崎秀介を愛でる会の一人である。ある目的のために動いていた。そのために、あまり干渉したくないのだが、中野春季を麻酔吹き矢で見事命中させ倒した。秀介が春季に駆け寄った。
 「おい、春季、しっかりしろ」
 意識のない春季を抱き起し、頬を叩いたりしていたが春季は起きない。
 『当たり前だ。いろいろ実験してやっと象でも効くレベルの麻酔が必要ってわかったんだ』と思う。続けて『人間じゃねー』とも。ちょっとやそっとではまず起きない昏倒状態であることを把握した秀介は枕代わりに鞄を春季の頭の下に入れた。
 「そこにいることはわかってんだ」
 間違いなく自分に向かって秀介は言っているんだと理解した。それを嬉しく思うのはやはり岡崎秀介に並みならぬ執着があるからだ。
 「人の弟を階段から突き落として、いたいけな女の子の魔力を封じ込めて、努力しているの男の子に風邪をひかせて、あげくの果てにほぼ動物並みの友人を行動不能にするなんて、シンクタンクよりもすごいじゃないか」
 『いや、野田晴仁は偶然』いいタイミング過ぎて他メンバーがそうさせたのではないか、と思ったくらいだった。一応確認したが、たまたま風邪を引いたらしい。
 「いいかげん姿を現して目的を教えろ。出なきゃこっちから引きずりだしてやる!」
 うまく気配を消して隠れているつもりだが、秀介は正確にこちらに向かっていた。思わず逃げようとしたところで腕を捕まえられ、そして天地がひっくり返った。
 「アンタ、何者だ?」
 「名乗るほどのものじゃありません」
 顔は目出し帽で隠している。その体型もわかりづらくしている。声もボイスチェンジャーを使用している。あまりの装備で秀介はやや呆れたように見つめた。
 「愛でる会のメンバーか?」
 「……はい」
 「目的はなんだ? 答えなきゃもう一回ひっくり返るか腕が折れるか」
 『ぜひとも、そうしてもらいたい』と言いそうになるが、目的が果たせそうなのでこらえた。
 「我々の目的はアナタ様復帰です」
 そう答えると秀介はぽかんとした。
 「アナタ様が気力を無くして心配だったのです。我々は影からしか見守ることができませんでした。でもあまりにも長引くのでとうとう、アナタ様の弟様、ご友人様かたがたに手を下してしまったのです。野田晴仁は偶然です。我々は何もしてません」
 「ふうん」
 「どうしても我々は元気なアナタ様を取り戻したかった。メンバーの中にはアンニュイなアナタ様も素敵だという方もいましたが……」
 急に視界が回った。天地がひっくり返った。そして腕が嫌な音を発した。
 「だからって、やっていいことと悪いことがあるだろうがっ!」
 後に他メンバーから羨望のまなざしを受けることになった。『岡崎秀介を愛でる会』は一応目的を果たすことになった。
 
 


草うららか |MAIL

My追加