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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
おびひろ動物園の『どんぐりの家』にて。小鳥放し飼い状態なんでこんな写真も撮れる。文鳥のぶんちゃん(勝手に命名した。しかもひねりも何もない)。 どうも、この12号、近くに来るようですね。そのためか、暑さがぶり返したような気温でした。 国王の元に着いた時は、もう日は完全に暮れていた。 「国王はお前たちに会いたいそうだ」 ワシの姿から人間に戻った男、鳳が言った。八郎とあまり変わらない年頃だが、体格が良く頭一つ八郎よりも背が高かった。 「お前も日本人か?」 と聞かれて八郎は頷いた。 「そっか。あとで話聞かせてくれよな」 鳳は肩を叩いて持ち場へと戻って行った。引き継いで、眼鏡を掛けた女性が八郎たちを案内した。 「側近のカラともうします。こちらへ、どうぞ」 優しく微笑みかけて、ランプで足下を照らしながら前を進んで行った。 「話はオオトリから聞きました。しかも、オオトリと同じ故郷の方とも。なので是非、国王は会いたいと言っております」 「一つ聞いても」 「どうぞ」 「国王様は、人間ですか?」 「いいえ」 彼女はそれ以上答えず、ただ微笑むだけだった。
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