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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
キリンのこっこ。先月の写真です。なにからなにまでミニチュアキリン(当たり前) デグラの街はその噂で持ち切りだった。前の村で見られた以上に魔除けが飾られてあった。『ウルラから悪魔が来ている。私たちはそれで侵略される』と。ウルラでは『デグラが侵略してくる』と言っていた。それを疑いもせず信じてしまった八郎は、改めて探偵に向いていないと思った。 「そういうことか」 部屋にて、三人での会議が始まった。 「何が、そういうことなんですか?」 アレクが尋ねる。 「二つの街にデマを流して混乱させる。そして本当に戦争を起こさせる。それが狙いだよ。誰がやったなんかはわからないけれど、確かこの世界にはもう一つ大きな街があるんだ」 「その街の国が?」 「多分だよ。すぐにでもこの国の王様、いるのであればの話だけど、あれだけ大きな城があるんだからいるんだろ?」 その時、窓を叩く音が聞こえた。 「誰だ?」 「旅の者、この窓を開けろ」 八郎たちが顔を見合わせた。いざとなったら変身して逃げろと伝え合った。 「警戒するな。危害は加えん。ただ、今の話を詳しく聴かせろ」 八郎は窓を開ける。大きなワシだった。人一人なら乗れるほどのワシ。 「私は国王に仕える者だ」 「......まさか、違う世界から来たんじゃ?」 「お前たちもか? 私は鳳という」 「......」 「お前たちは何になるのだ? 場合によっては私が国王の元へ乗せて行く」 三人はまた顔を見合わせて、それぞれ変身した。
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