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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「あああああっ!?」 アレクが絶叫する。変わり果てた自分の姿、尖った口先、まんまるの目、丸い耳、長いしっぽ。 「ど、どうしたら、これ、元に戻れるのですか?」 「戻りたいと思えば戻れるハズだ。慣れればコントロール出来るようになるから、たぶん」 「ええええええっ!」 アレクは必死に思う。元の自分の姿に戻れ戻れ戻れ〜! 次の瞬間、視界が変わった。目線は元の高さになり、八郎とドッツェの姿が見える。鏡にはネズミではない自分の顔が映っている。 「あの、じゃあ、お二人も、そうなんですか?」 「そうなんだ」 「ちなみに、何に?」 「俺、犬」 「あたし猫」 「......いいなあ、かわいくて」 アレクは嘆いた。
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