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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
やっとこさ地元に銀魂の映画来ます。 定食屋の女将です。 最近忙しくなった。前は暇で暇で仕方が無かった。あの人も最近はくたくたに疲れている。 そうなったのも、あのお客さんが来てからだった。 それまではこの店に居着くのは生姜焼き定食または餃子定食を食べたお客さんだけだった。あの人が作る生姜焼きと餃子は絶品なのだから。でも、それ以外のお客は居着かない。唯一あのお客さんだけが全メニューを制覇した......いや餃子定食だけは食べていなかった。どうも、餃子には興味がないようだった。 ともかく、あのお客さんが来てからというもの、この店はお客で繁盛した。お陰で店を構えた時に借りたお金も利子を付けて返せそうな勢いだった。 忙しいのを尻目にお皿の横にお金を置いた日から来ていない。あれはなんの意味があったのだろうか? あの人に聞いても首をひねっている。 あの人と会ったのはまだ小学校の頃だった。同級生だったのだが、その頃と言えばもう男女別れて遊んでいた。だからなんとなく記憶にはあるのだが、一緒に遊んだ記憶はない。 それからあの人がこの店を構えた当初、偶然私はこの店に入り、再開を果たした。そうしたら、あの人、私を覚えていてくれて、しかも初恋の相手だったと言った。ベタね。実は私もあの人が初恋の相手だった。これもまたベタね。 それでも私も悪い気はしなかった。しばらく付き合ううちに結婚し、今こうしてここで働いている。 会いたいと思った人なら、私はいつか再開出来ると思う。だから、あのお客さんが来たら聞いてみなければ。 もしかして、あなたがお客を連れてきたのって。
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