|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
脳内フレーズシリーズ。 「そういう訳で、先輩のためにレメゲトンの悪魔の一人サレオスを呼び出します」 可奈はまるで友達を呼び出すように言った。 「出た、メレンゲの悪魔! で、そのサレ何とかって何をするの?」 当然、玲子にはついて行けない話だった。レントゲンかメレンゲにしか聞こえない。 「彼は恋愛に関する悪魔。部長との仲を取り持ってくれるでしょう」 「また、この間(注:かなり昔の日記にて、同じようなことがあり、間違って大悪魔サタンを呼び出したことがある)のようなこと、ない?」 「年始ですからね、もしかしたらあるかも。まあ、そんなこと言っていたらキリがありません。それに今日は私一人が犠牲になればいいから」 「犠牲って、トマトジュース(注:血の代用品)とか?」 「いいえ、やはりちゃんと呼び出すには本物じゃないと」 玲子は青ざめた。可奈の顔は本気だ。不気味に薄く笑っている。 「やっぱ、いい! ごめん、可奈ちゃん! やめて!」 「遠慮しないでください、先輩」 「いや、だって、可奈ちゃんが怪我したら秀介だって心配するし......」 「そうですか......」 残念そうな顔をして可奈は思いとどまった。本当のところ、呼び出してみたかったらしい。
|