|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
って、なんかワザとらしい。 青年は言われた通りまた横になった。 「お腹が空いたら、アプリに言うといいよ」 「パン粥がいいかしら? それともスープ?」 「そうだね。その辺のメニューで頼むよ。大丈夫だ、君は死ぬ事はない」 「......」 白衣の青年に促されて彼は眠った。 「また眠っちゃったわね」 「ああ、修復は身体に負担がかかるからね」 「どういうこと?」 「妖精だ」 「妖精!? もしかして、妖精憑き」 「そうだ。この青年には妖精が宿っている」 「じゃあ、死なないっていうのは......」 「そうだよ、アプリ。妖精に憑かれた者は死なないさ」 白衣の青年は笑った。 「だとすると、これは......。アプリ、面白い人を連れて来たね」 青年は部屋を出て行った。出て行く際に、その人の世話を頼んだよと声をかけた。
|