気まぐれ日記
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2009年04月15日(水) 文章のみで

 いや、特に書く事がないので。




 「お目覚め? 大丈夫? 痛いところはない?」
 目覚めたばかりの青年に少女は質問攻めした。
 「あなたの名前は? うちはどこなの? どこから来たの? お腹空いてない? 何か食べられそう? 寒くない? どうして川に流されていたの?」
 彼はぼんやりと彼女を眺めていた。
 「アプリ、そんなに話しかけちゃ駄目だ。彼はまだ混乱しているよ」
 少女が振り向いた。奥から白衣姿の青年が現れる。長い髪を編んで下げている。
 「兄さま」
 少女と歳は十以上離れている。
 「目を覚ましたの。やっぱり死んでないわ」
 「そりゃ、息はあったしね。やあ、君。ここはジョウロフェンツァ城の医務室だ。何か欲しいものはあるかい?」
 「ジョウロフェンツァ......」
 青年が黙った。そして首を振った。
 「そうかい。じゃあ、もう少し休んでくれ。今の君に必要なのは、休養だ」


 

 
 


草うららか |MAIL

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