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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
書くの、飽きます。どうにかしてください。 キヨミズは窮地に陥っていた。 五人の剣乙女に囲まれていた。それぞれが自分の剣をキヨミズに向けていた。 「ユリ、下がってろ。隙を見て逃げろ」 「......」 ユリはキヨミズから離れなかった。 「この子、完全に飲まれていないのね」 剣乙女の一人が言った。 「お前等も飲まれていないんだろ? なんでツプーテに肩入れするんだ」 剣乙女は言った。 「私たちは、家族を人質にとられている。勝手な事をすれば家族が死ぬ。それだけ。ツプーテにいるのは辛い。同じ身の者たちが剣に飲まれていくのを見た事がある。それをアイツ等は上手くコントロールすることが出来る。剣乙女の一人、センカはそのコントロールが出来るんだ。可哀想な子なんだよ、本当に。だから、すまない。貴方を殺してでも私たちは死ねない」 「聞いた事ねえぞ、そんな話」 「何が聞いた事が無いの?」 「何が? 全部だよ。人質を取るどころか、お前等剣乙女のために他の奴らを皆殺しにする奴らだよ、ツプーテは。そして、センカって奴? それも聞いた事がねえ!」 「でも、私たちは今更貴方を助ける事は出来ない。多くの仲間を殺して来たんでしょ?」 一人が動いた。そして他の四人も動く。皆キヨミズに向かって行った。 「ユリ、逃げてくれ!」 「......」 彼女は逃げなかった。
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