気まぐれ日記
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2008年11月25日(火) あー、だからね

 そんな大した話しじゃないんですよ。




 レンの踊りは魅惑的で観客たちはうっとりと見とれていた。キッカもぽやんとしていて雰囲気に酔っているようだった。そんなキッカを横目で見つつカスガも酔いしれたいと思う。
 レンは観客などみえてないかの様に、のびのびと踊っていた。音楽に合わせて回転し、軽やかなステップを踏む。
 音楽が終わると同時にレンは舞台を飛び降りた。
 「また後でねー!」
 と、声を張り上げた。
 「どお?」
 「とっても、ステキでした」
 キッカは素直な感想を述べた。カスガも頷いている。
 「そお?」
 素っ気ない振りをしながらもまんざらではない笑みを浮かべる。店長らしい太った男がやって来て、「いやあ、レンちゃんいつもいいね!」と笑った。
 「じゃあ、約束通り、ね? 店長さん」
 人差し指と親指で輪っかを作り、店長に笑いかける。
 「ああ、もちろん。ところでお連れさんだよ」
 店長が指差す方向にミカサがいた。

 


草うららか |MAIL

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