気まぐれ日記
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2008年11月13日(木) 和風?

 名前とか気持ちは和風で、あとは洋風です。




 キッカとカスガは二人並んで歩いた。カスガがこの街に着いた時は、剣乙女が酒場に居ると騒がしかったが、酒場を出て少し歩くと静かになった。そもそも国境いにあるこの街はあまり活気がなく、いつも閑散としている。
 カスガの腰にはすでにキッカの刀があった。
 「カスガ様、これだけは聞きとうございます。どこへ向かっているのですか?」
 「ああ、ごめん。とくに当てはないんだ。ふらりふらりと一人旅。そういうキッカはどこへ行きたいんだ?」
 「......私は、出来るだけこの国から出て行きたい。けれども私は私の剣を扱えない。今まで狙われなかった事はなかった。私の剣が妖刀だったから私は今まで無事で居られたのです」
 「そうか。じゃあ、この国から出て行こう」
 「いいのですか?」
 「ああ、いいさ。天涯孤独で身を置く場所は今のところない」
 「私もです。私も、身内はありません。だから、一緒に」
 「それじゃ、さっそくすぐにでもこの国を出よう」


草うららか |MAIL

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