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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
「つるぎおとめ」ですよ。 「呪いが解けたのか?」 「ならば、俺が貰い受けてやろう!」 他の男たちが青年から刀を奪おうとした。奪った刀は再び黒く染め上がる。 「主にしか、扱えません」 少女は機嫌の悪い声で言う。 「危ないですよ。主が見つかった刀は主にしか扱えません」 刀を奪い取った男はすぐに刀を放した。青い顔をしていた。 「さ、これをお取りください」 刀を拾い上げてキッカは笑った。青年はそれを受け取る。 「さあ......ああ、あなたの名前を教えてください」 「カスガ」 「では、カスガ様、参りましょう」 少女は酒場の出口へ向かった。
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