気まぐれ日記
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2008年11月10日(月) うまい方法

 この前のアンビリを見て。

 2029年、地球に小惑星が激突する。
 その確率、なんと20分の一。
 しかも、とんでもない被害を被る。
 当然、来るべき日に備え対策を考える。
 さんざん、視聴者を不安にしたところで、

 衝撃の真事実。

 なんと、衝突の確率が45万分の一に下がる。

 そんなもんですよね、そういう話って。
 




 おそらくは国の物とならなかった剣乙女だろうと思われた。少女は色白の長い黒い髪をしていた。その目も黒く、そして虚ろ気だった。
 「あんたが、剣乙女か?」
 一人の男が尋ねた。少女は頷いた。
 「早速だが、剣を手に入れたい。扱わせてもらえないか?」
 「あなたには無理」
 少女はきっぱりと言い放った。男は目を白黒させるだけだった。そして、身体を震わせて怒鳴った。
 「それはどういうことだ! 使ってみなきゃわかんねーだろ!」
 そう怒鳴られて少女は顔をしかめた。そして仕方が無さそうにおずおずと手にした剣を男に差し出した。
 「これが、私の剣です」
 それは、男が目にしたことのない形の剣だった。
 「刀......」
 同じ目的で店に入った青年が口にした。
 「そう、知っているの?」
 「ああ、まあ」
 少女は少し興味を持ったような顔で青年を見る。しかし、先の男に刀を取られた。
 「貸せ!」
 奪うように刀を手に取ると、男はそれを抜いた。その刀身は黒かった。
 「なんだ、この剣は」
 「私の、剣......」
 「こ、こんな剣、見た事ねえ! なんで、コレ片刃なんだ!」
 「刀は、そうです」
 「し、しかも、なんだか、気味が悪りい!」
 「それは、人の血を吸う妖刀ですから。たまに持ち主の血も吸います」
 男は刀を放した。
 


草うららか |MAIL

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