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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今日の朝刊にまとめて四件くらい「でっちあげ」詐欺の記事のあった。まあ、「でっちあげ」なんで詐欺なんですけどね。 「幽霊とは少し違う。僕の魂はちゃんと天に召されているわけだし」 「......んなこと、アンタはわかるのか?」 「ええ、ちゃんと葬儀も行いましたしね」 カシスはこれ以上何を言っても無駄だと思い、そして考えることを諦めた。 「ブラニスだっけ? ティママンのこと聞かせてよ。ベグゼッド、面白い話が聞けるぜ」 剣を床に起き、カシスはベグゼッドを揺すり起こした。 「何?」 「面白そうな話が聞けるぜ」 「どんな?」 「この人、ティママンの友人なんだってさ、だから」 「ティママン? 英雄の?」 「興味あるなら話すが、果たして信じてもらえるかな」 ブラニスは含み笑いをしつつ言った。 「人間じゃなかった、とか?」 と、ベグゼッド。 「なぜ、そう思う?」 「人間離れしてるから」 ブラニスはカラカラと笑い出した。
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