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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
今日の東京観光:池袋にて悪魔たちにタコ殴りにされました。 カシスはその剣を掲げてみせた。 「すっげー! 光ってる」 淡く光る刀身をカシスは眺めていた。 「まさか、本当に抜いてしまうとは......しかし、それ扱えるかな? ティママンの物だった剣だ。斬りたいと思った物だけを斬る」 「斬りたいと思った物だけを?」 「そうだ」 ブラニスが頷く。 「ふうん」 カシスが笑んだ。その得意げな笑みにブラニスが内心、ハラハラとする。 「なあ、あんた、詳しいってことはティママンに会ったことがあるのか?」 「ああ、もちろんだ。ティママンは友人だった」 「友人? で、どうしてそんな幽霊みたいになっちまったんだ?」 「幽霊......厳密に言えば、私は幽霊ではないんだけどな」 「じゃあ、何?」 「その剣を守るためにだけ残った、僕自身だよ」 「やっぱり幽霊じゃん」
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