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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
読む本がたまっているせいか、急いで新刊を買う必要がなくなっている。(読みたいものは除く) 「なんだ、これ?」 部屋の番号は1、3、5、7、11......と振られていた。 「素数だね。なんでこんな事するんだ?」 「さあ、古い建物ですからね」 ラナはそう言い、部屋の前まで案内する。 「こちらがお客様用のお部屋です。ベグゼッド様、グオン様、どうぞごゆっくりなさってください。何かございましたら、この鈴を鳴らしてください。私が駆けつけますので」 小さな鈴をベグゼッドとグオンに預けた。 「ラナ嬢、早速で申し訳ないのだが」 と、グオン。 「何でしょう?」 「お休みの日があれば私と一緒にランチなどどうでしょう?」 「ごめんなさい。私に休みはありません。ここで働く事が私の生き甲斐なのです」 ラナはそう言って笑った。グオンは首を傾げる。 「貴女は、メイド協会のメイドではないのですね」 「はい」 コンファイアにあるメイドの育成、派遣を行う機関メイド協会ではメイドの派遣期間から休み、給料まで決められている。休みのないと言ったラナはビアソーイダ直属のメイドだった。
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