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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
『のだめカンタービレ』のスペ版。一部の方を見ました。 少年は静かに戻って来た。目に付きにくい場所から入り、何事もなかったような顔で居場所に戻る。 「どこかに行っていたのか?」 と、後ろから声を掛けられる。驚いて振り向く。 「何を言っているんだ? グオン」 「なら、いいのだが。それよりも陛下がお呼びだ。しかし、お前と来たら部屋に行ってもいない。城のあちこちを探してもいない。だから街の公園に行った」 「見ていたのか?」 「いや、お前に似た子供がいたような気がしたが、どうなんだ?」 「他人の空似じゃないのか?」 「まあ、いい。食事を一緒にしたいそうだ」 「わかった。行くからさ、頭にのせてるゲンコツ下ろしてくれない?」 「いいだろう」 グオンと呼ばれた男はそのゲンコツを思いっきり少年の頭に振り落とした。
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