気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2006年05月23日(火) 僕たちの失敗

 いやね、私の失敗なんだけど。懐かしいフレーズが出てきたのでなんとなく。
 やっぱりグオンは女と行動させてはいけない。なんか、おもしろくないから。というわけで、今回もこの話はぐだぐだに終わります。(まだ終わんないけど)



 村へ行くためにと、ジエンは街を出て小高い丘の上にグオンを連れていた。
 マトイ村はどこにあるのか、ほとんど知られていない。特に秘密にしているわけではないが、女戦士たちは町に出向いて仕事をするため、依頼人などのよそ者は滅多に入ることがない。
 グオンにもそれがどこにあるのかわからない。噂ではクレンムの南外れにあるとか、メリーレイク島のそばの小島にあるとか聞かれる。
 「マトイ村はどこにありますか?」
 「バンデン王国領土内にある」
 グオンのジエンはさらりと言う。クレンムの北の大国。
 「遠いですね」
 「だから、これを使う。実はここまで来るのにもこれを使った」
 「ドラゴンですか」
 変わった形の小さな笛。それがなんの笛なのかグオンにはすぐわかった。いつだったか、見たことがある。
 「私にに一匹だけ懐いてくれるドラゴンがいる。これはそのドラゴンからもらったものだ」
 「ドラグーンですね」
 「昔はドラゴンを従わせるとそう呼んだらしいが、私とアスネは友人だ」
 「それが、一番いい形です」
 「じゃあ、彼女を呼ぶよ」
 彼女はそれを思いきり吹いた。人間の耳では何も聞こえない、ドラゴンのみが聞こえる音。やがて、一匹のドラゴンがそこに降り立った。
  


草うららか |MAIL

My追加