気まぐれ日記
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2006年05月22日(月) ああ……

 今週の一言:着物脱ぐ余裕はあったけど、さすがに紙のことまでは頭になかったんだね……。 なんで花火?



 「ジエンよ、これが決定命だ」
 ジエンは黙って村長の指示を待っていた。彼女には役目がある。その役目こそが、不死の方法を得てくることだった。
 「わかっていると思うが、もう姫の命は尽きかけている。早急に探し出せ」
 「はい」
 村を支える村長そして、姫と呼ばれる存在。特に姫を亡くしてはこの村の存亡に関わることだった。その姫が不治の病に伏した。治すということを諦め、いっそ不死という形で彼女を救おうと、村長はジエンとあと複数の女戦士に命を出した。
 そして、噂でグオンが不死ということを知り彼女はフォーランズへ向かい、今に至る。
 「明日、グオンをマトイ村につれて行こう」
 ジエンは、そう思い眠る。グオンは必ず不死の方法を知っていると思い込んで。
 翌朝戻ってきたグオンにジエンは、何故不死を探すのかを伝えた。彼は渋い顔で彼女に言う。
 「それは本当の解決にはなりません。その姫様のご病気とは?」
 「床に伏せってしまわれている。何日もあまり食事を口にしていない。あのままでは本当に死んでしまわれる。原因もわからない、村にはない病気だ」
 「もしご病気のまま、不死となったらその状態が続くでしょう」
 「それでも……」
 「病気を治すという方法もあります」
 病気が治るのなら……と彼女は思い始める。村に治療法がないだけの病気ならたくさんある。だから、村の外で治療する者もいる。姫は村の外へは出せず、外から医者を連れては来たがわからずじまいだったのだ。だから、焦りすぎて不死などという考えにいたった。
 「アンタ、医者なのか?」
 「いいえ、ただ長い間この世界にいますからね。わからないことはほとんどないのものでして」
 グオンはちょっと笑んだ。  


草うららか |MAIL

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