井ノ本的
 written by 井ノ本R
 
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2004年02月21日(土) もういいお前はよくがんばった(だからインラブアゲインは再販しなくてよい)

タオルを投げたい井ノ本です。
何にかというとイヴサンローランに。

インラブアゲインという香水がありまして。
1998年にサンローラン40周年を記念して98年のみの限定という形で発売されていたものです。
読んで字のごとく愛よ再びだそうで。
なんだそれ。
ちなみに香りはいたってフツー。
さわやか甘め。
インラブアゲインとかいう名前から内舘牧子臭ないし竹内まりや臭がすると思っていたのですが拍子抜け。
どっちかつうと北川エリコ(面倒くさいので変換しない)臭だ。
トイレの前で愛の告白だ。
オレンジデイズだ。
あのドラマの白石美帆のメイクはどうみても女子大生に見えませんとうのたったOLですさすがにかわいそうなのでメイクさんなんとかしてあげてください
妻夫木聡は映画版ウォーターボーイズしか認めません
(もう話を戻すのもめんどうくさい)

で、まあ当時爆発的に売れたのです、これ。
万人受けしそうな香りだというのもあったと思いますが、やっぱ限定っていうのが大きかったんじゃないかなあ。
日本人は限定好きですからね。
それを狙ったディ○ールの限定品ラッシュには正直腸の煮える思いですが
デ○オールの話じゃない戻そう
ただでさえ限定好きな日本人をさらに煽ったのが「二度と再販しません」という謳い文句だったのではないかと。
40周年の記念のために作ったものなのでレシピは廃棄して二度と同じものが作れないようにしますとかいう話でした。
別に香水を売ること自体化粧品メーカーではありがちな話ですし限定フレグランスなど別段珍しくもありません。
しかしここまで言うメーカーは珍しかったと思います。
で、売れて売れて売れまくり。
販売終了後はヤフオクみたいなとこで値段つりあがりまくり。
本当に純粋に香りを気に入った人はたいへんだなーとか他人事のように思っていました(事実他人事だけど)

こないだうちに届いたDMを見て目が点に。

再 販 だ あ ?

しかも化粧品事業30周年とか何とかテキトーな理由をつけてまた年末までの期間限定販売。
もう声にならない怒り。
バキSAGA最終話でバキが叫んだ宇宙語みたいな声で怒号。
目つきは亮@軍鶏。
DMを地べたにたたきつけそのままオクラホマスタンピート。
サンローランよお前もか!お前もか!
お前も恋コスメブームにのっかりくさって!!!

こないだ書いたとおりわたくしは「恋コスメ」を忌み嫌っております→
若い子向けのメーカーが(それこそマジョリカマジョルカとか)「恋コスメ」を標榜するのはいいと思うんですよだって若い子なんてもっとも異性に興味を持つ年代でしょう(外れ値もあるかもしれませんが)
でもそれをサンローランがやっちゃうのかよ!と。
ブランドなんだからブランドらしく構えてろよ!と。
ただでさえベビードールなんていういかにもなフレグランスを使った小商売にむかついているところにこの再発売。
だからトムフォードも辞めちゃうんだよ!(やつあたり)

なにがむかつくといって言ったことをすぐ翻すあたりがね。
売れてたんだったら「お客様の声にお答えして再発売(または定番化)!」とかすればいいのです。
なのにもったいつけちゃってマー。
本気でこの香水を好きでぼったくのヤフオクにお金払った人とかどんな気分なんだろう今。
もしかしてヤフオクに出してた人たちってパリの本社の人だったりすんのかなーとかさえ思ってしまってぷんぷんぷぷーんぷんぷんぷぷーん(犬のおまわりさんのメロで)

というか一番不愉快なのはカウンターが無駄に混むってことなんですよねー。
ドンキホーテのノリがカウンターにやってくるのは正直疲れるのですよ…
あと美容部員さんたちが新発売キャンペーン中はキテレツな色のキャンペーンTシャツを申し訳なさそうに着てるからツッコみたくてもツッコめないんですよ…
どんどん話がそれていきますが要はインラブアゲインそのものに罪はないが便乗商売しくさるメーカーに対する印象は悪いぞ。と。


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ここにYSLの公式サイトでもはっつけようかと思ったのですがなんと化粧品の公式サイトはないのですよ
いいからさっさと作ってしまえ店舗探すのも楽じゃないんだ(また話が)

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