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2002年09月20日(金) 男が身体を売る理由★その禄★
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『息子に似ているんだ・・・』
それを聞いて、俺はげんなりした。
そのオヤジは、
俺が聞きたくもないのに、
べらべらと自分の境遇を話した。
ゲイなのに息子がいる?
どうやら、偽装結婚したらしい。
というか・・・。
このオヤジは、
自分の息子を抱きたかったのだろうか?
息子を抱きたく、
でも、抱かないだけの理性は残っていたらしい。
人買っておいて、理性も何もねーや。
そう。
俺もこのオヤジも。
みんな狂ってるんだから。
そんなことを考えていたら・・・。
オヤジの顔が目の前にあった。
あ
と思う間もなく。
俺の唇は。
ヤニで茶色くなった
オヤジの唇に奪われていた。
ねちょ〜
そんなキス。
ヤニの味。
そう、タバコではない。
毒の、『ヤニ』の味。
マジで吐きそうになるのを堪えた。
そして、さらに
涎がドロドロと流し込まれた。
キス。
オヤジとのキス。
俺の初キスは中3。
もちろん、女。
同級生。
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