朝。
やっと、やっと、彼からの電話。
「お疲れ様(笑)」
って、茶化すように言って。
「会いに来る?」
って言われたから、「うん、行く」って言った。
私を選んでくれたら、19日は会いに行く、って約束していたから。
私「半年くらいは待つからね。できれば35までに産みたいから、ということは34ですぐ妊娠OKな状況にならなきゃいけなくて、離婚してから半年は時間空けるって考えて、半年」
彼「半年か。……分かった。なるべく早く……」
そんな会話もした。男友達にも期限、切れって言われてたし、自分の中でも納得いく期間だったから、彼の反応はどうかなって思っていたけれど、割とすんなりと納得してくれて良かった。
っていうかどさくさに紛れて「離婚してから半年後結婚」っていうレールを引いてみたんだけど、この人分かってるのかな……でも分かってようが分かってまいがそうしていただくしかないよな……。どこを削るかってそこの部分しかねえもんな……。
ちなみに、
「(話し合いは)どうだった?」
って聞いたら、
「それは会ったときに話すよ」
って、かわされた。
でも、確かに、直接聞けるならその方がいい、と思ってそれ以上追及しなかった。
彼「写メ送ってね。汚れた下着の写真と、汚れた○○の写真と」 (※彼は何故かしみのついた下着に興奮するらしく、いやらしい写真も度々欲しがる)(いらない性癖暴露)
私「な、何を……」
彼「選んだら自撮りいっぱい送ってくれるって言ってたじゃん」
私「そ、そうだったね……」
って、私は答えたものの、そんな記憶は無い。
相当、選ばれるかどうかの緊張で色々ぶっ飛んでいたらしい。
そして電話を切ってから気づいた。
ってことは、
私、
選ばれた? ←疑問形
え、ってことだよね? 「選んだら自撮りいっぱいあげる」って私が言ってて、「選んだらくれるって言ったんだから、自撮りいっぱいちょうだい」って言うってことは、そういうことだよね?
んんん? ←実感無い
選ばれた、ってことでいいの? ←まだ実感無い
いやでも、選ばれた、としかこれは解釈出来ないよな……。←やっと実感してきた
え、でももうちょっと私的には、「ぼむと一緒に生きていきたいんだ」とかって彼が言って私が感極まって泣くとか、そういうのを想像していたんだけど……。
こんな……決してエッチな写メの話で実感する筈では……。
いや、確かに、金曜日の電話でも私が「そばにいたい」って言ったら、「うん。そばにいて欲しい」って言われたり、したよ?
でも願望なんていくらでも言えるじゃん? ←変に冷静
そもそも、「別れようと思ってる」ってはっきり聞いたのも金曜日だし(私としては)、「どうなるかは話し合い次第」って言ってたし、嫁への気持ちも3割あるって言ってたし、どんでん返しはつきものだし、ねえ? ←謎の同意求め
えっと、でも、選んだら会うって言ってて、選んだら写メ送るって言ってて、どっちもそうしてって言うからにはそういうことだよね……?
(ば、馬鹿みたいに繰り返し同じことですみません……)
どうにも実感が湧きにくい、けれど。
この状況で、「選ばれてない」訳でも、ないだろう。
ああ、素直に喜びたいのに、変に頭にブレーキがかかったままで、うまく感情が湧いてこない。
まあ、そもそも、別れた訳じゃなし。←また冷静
けれど、私はもう、彼を信頼している。
ちゃんと、話をするって言ってくれた時期に、話をしてくれたし。
勝手に私が早めてしまった期限も、守ってくれたし。
離婚話がどう転ぶかは分からないけれど、そうしようとしてくれたってだけで、救われる部分は大きい。
ああでも、やっぱり欲を言えば彼と添い遂げたいけれど。
そして今日は、初めて、彼からお昼休みに電話があった。
これはホントに、半年の間で初。
「ホテル、ダブルにしたよ。狭そうだけど」
って、彼の声。
当日はどういう予定? って聞かれたから、
「直前で飛行機は高かったから、夜行バスにした。金曜日の朝には着くよ(笑)」
って、返したら。
「じゃあ、チェックインしておきたいよね……半休取ろうかな」
と、まさかの発言。
と思ったら、
「いや、帰っても嫁がいるか……」
と肩透かし。
を、くらうかと思いきや、
「3時半に会社を出たとして……着くのは17時か……。飲み会まで、あんまり時間ないな……。考えてみればチェックインは15時だから、それまでに着けばいいんだよね。(いや、私は朝からいるので何時までとかございませんけれども) 15時にホテルに入れば……18時に出るとして……2回できるよ(はあと)」
と、また検討し出した。
私は深夜に合流するのを覚悟していた(そして、「マジ18時間どうしよう」と思っていた)から、嬉しい誤算。
仕事が忙しいと聞いていたけど、「いいよそんなの」なんて遠慮出来なくて、
「嬉しいけど、無理はしないでね」
って言うのが精いっぱいだった。
「会いたい」って言う時の、彼の声はいつでも切羽詰まったような、切なげな声で。
その声を聞く度に、めちゃくちゃ嬉しくなる。
あの切なそうな声を聞く時だけは、彼が私を好きでいてくれるって、実感できる。 (他のことで実感してくれてないの!? と、彼に怒られてしまいそうな発言だけど……)
休み時間に、電話してしまうほど。
私のことを考えてくれてたんだとしたら、とっても嬉しい。
まあ、離婚してないけど。
もっと言うなら、結婚までは何があるか油断できないけど。
と、トラウマのせいで疑り深くなっている私だけれども。 (と言っても、実際のところその通りなのだけど)
とにかく堂々と人に紹介できる関係になりたい。
半年後に。
そう、なれますように。
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