じっと、じーっと待っている。急かさないように。プレッシャーを与えて、嫌になってしまわないように。
12月が終わるのを。(気が早い)
「12月はこっちに来ないの? 19日なら、ちょうど会社の飲み会が中止になるかも知れなくて、時間作れそうなんだけど」
と彼が言う。
「その時には、嫁への話は、終わってる?」
と恐る恐る聞く私。
「終わってると思うよ」
とあっさり彼が言う。
迷う、って言ってた彼を思い起こして。迷うってことは、嫁を選ぶかも知れないってことで。
無理して会いに行きました、「ごめん俺嫁と再構築するんだ」とか言われました、じゃホントに死ねる。
そういう恐怖と、単純にお金がないので。
「お金がないから無理ー」
と、答える私。
彼「そか、分かった」
私「ごめんね」
彼「いいよ、どうせ毎日会えるようになるんでしょ」
私「!? ……うん」
冗談、なのか分からなくて、私はまごまごする。
「会えるのは年明けかあ」
と私が言うと、彼が聞きにくそうに聞いてきた。
「年明けても、会ってくれるの……? ほら、12月までに決めなきゃどうのこうのってやつ」
「ああ、うん。嫁とやり直すって言われたら会わない」
「そっか。それなら会えるね。心配ない」
「……意味分かってる?」
「分かってるよ」
そういう、会話。
迷ってる、んじゃなかったの??
こんなに期待させるような台詞を言っちゃっていいの??
私はちょっと混乱中。
まるで私に決めたから、っていうような言葉たち。
それでもいつ逆転があるかも知れないって、私は身構えてる。
まずは彼が嫁に話をしないとだし。
そしてその話が、ちゃんと離婚という形に収まらないとだし。
「離婚して1年後ぐらいに結婚かあ」とか彼が言っていたところをみると、離婚後もすぐにはどうこうならなさそうだし。
本当は、離婚も再婚も私の年齢考えたらのんびりしていられねえんだよって首根っこつかまえてゆさゆさ揺さぶりたい衝動に駆られる時もあるけど、それをやると間違いなく逃げちゃうタイプの人だから、必死に抑えている。
出来婚もダメって言われちゃったしな……。
でも、世間体を気にするって自分で言ってたぐらいだし、私が待てる範囲なら、待とう、と思う。
例え他の人への可能性がそれで手遅れになったとしても。
自分が、待ちたいって思って待つんだから、きっといいんだ。
その時は、離婚してでも一緒になりたいって思ってくれた彼の気持ちを、出来るだけ尊重していたい。
そしてその「待つ」の第一歩が今。
12月に話をしようと思う、って言ってくれた彼を、いつ話をするつもりなのって問い詰めることもせず。
彼が、話をしたよって言ってくれるのを待とうって決めてる。
だから早く年末が来て欲しい。
笑っているか、泣いているか。
分からないけれどあれこれ考え過ぎて、疲れたから。
とにかくその日が、過ぎ去って欲しい。
そんな今日この頃。
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