矛盾スルニモ程ガアル
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2014年09月06日(土) まさかの祝杯。

月末会ったら、可愛いって言ってくれて嬉しかった、ありがとうってちゃんと感謝を伝えよう。


貴方のおかげで前向きになれたよって、いっぱい感謝を伝えよう。



そう、思っていた別れ話翌日の今日。






昨日、「電話はどうしたらいい?」って聞かれて、「どうしたい?」って聞いて。

「明日の予定は?」って言われたから、「2時から歯医者」って言ったら、「じゃあ、それが終わったら電話して」って言われた。



歯医者が始まる前も、終わってからも、ぐるぐると同じこと考えてた。


ともすればすぐ、心は期待しそうになる。やっぱり君の方が大事だから、妻とは別れるから、戻って来て欲しい的なことを。

ダメダメ。そんなこと、相手は考えてないんだから。泣いたってことは私を手放すってことなんだから。

何度も何度も言い聞かせて。逆転はないんだよ。奇跡は起こらないんだよ。元彼のときだって、願ったって叶わなかったでしょう。そうやって、自分の心をねじ伏せるのに必死だった。



家に帰って、電話をかけて。

他愛のない話を、ぼちぼち喋る。時々、沈黙になりながら。

これ、話す意味あるのかなー……って思いかけた頃、彼が切りだした。


「昨日の、話だけど……」

「うん」

「もうぼむさんの中では決まってるの?」

「うーん……。Bさんの、本音が聞きたい」

「俺の? ……うん、本当はこのまま続けるのが一番いい。別れるのは、本当は、嫌だよ。俺がずるいだけだけど」

「でも、迷ってるのは、このまま愛人として続けるか、別れるかってことでしょ?」

「うん? うーん……うん……」

「私ね、子供を殺せって言われてやっぱりショックだった。産みたいもん」

「それは、俺が世間体を凄く気にするから……ぼむさんが、嫁ならいいけど……」

「でも、命は命でしょ。それを、こっちはいいけどこっちはダメってしたくない。できない」

「うーん……」

「男の人にとってはそんなものかも知れないけど、おろしたら次は出来ないかも知れないし、そんなに簡単じゃないよ。それなら続けていけないなって、思ったの。私の信念として」

「そっか……確かに命は命だもんね。……ごめんね。でも、そしたらエッチはしないかも……」

「じゃあこの関係も終わり?」

「いや、電話では出来るじゃん?」

「いや、そんなエアセフレ嫌だし(笑) 身体が近くにいないから、それで仕方なく電話でするんだし(笑)」

「確かに(笑)」

「だって、子供が出来ても結婚せずにおろせってことは……私のこと、それだけ対象外ってことでしょ」

「いや、そんなことないよ。それは俺の……世間体を気にしてるせいだよ。人目を気にするっていうか」



そんな会話を、確か、まずした。


それから、彼がどう思っているか、もう一度聞いた。


「本音の本音を言えば……割と最初から、ぼむさんを嫁にしたらってのは考えることはあったよ。でも自分の中でどっち着かずで……」

「迷ったことあるの?」

「今も迷ってるよ。でも……いつになるかとか分からないし……」

「待てって言われたら、多分待っちゃうと思うよ。半年くらいなら」

「半年……それは無理だな」

「うーん……。それ以上は私が無理(笑)」

「そっか(笑) ぼむさんの中ではどうなの?」

「うーん……迷うって言われたら、迷ってきた」

「それは、俺が嫁をとるって言ったら別れてたってこと?」

「うん。そしたら続けられないのは確か。でも迷われると迷う……」


そんな風に、会話は転がり。


「私と嫁と、もしBさんがフリーだったらどっちを選んでた?」

「うーん……どっちかなあ……どっちかと言われたら……ぼむさんかな」

「ホント?」(でも内心、ここで私を選ばないなら彼が葛藤とかしたりしないだろと思っていた)

「うーん、やっぱでも現地妻かな」

「うん……。それ私、割と本気に受け取ってるからね」

「ええ!?(笑) まあ向こうはもう彼氏いるから」

「いなかったとして、選んでた?」

「えー、そうなると全員から選ぶってことかあ……うーん……どうなんだろう……」


そうやって話が横道にそれつつも。


結局、私が言ってしまった。


「じゃあ、迷っている間は、それに付き合うよ」


と。


Bさんは「え?」と聞き直して。「俺ずっと迷ってるかも知れないよ?」って聞いてきたので、「半年ぐらいが限度かな☆」って伝えておいた。

「だったら無理の確率高いな」

とか言い出すので。

「半年以内に離婚しろとは言わないよ。私だって4年かかったんだし。(後から思えば2年でした)でも、半年以内にどっちにするか決めることぐらいは出来るでしょ。本当に手放したくないと思えば半年もあれば人間決断するんだよ」

「そうとは限らないじゃない?」

「ううん、そうだもん。私を手放したくないと思えば、ね」

「うーん……。分かった、半年だね」


そんな会話をしながら。結局、期限付きで元に戻ってしまった。

というか、この期限を最初からは私から口にしないように決めていて。

向こうが聞いてくれたので、言いやすかった。



それから、私の好きなとこどこ? って聞いた。


「一緒にいて楽しい。あと、癒される」


一番目は前にも聞いたことがあって、二番目は今回初。

い、癒される!? え、こんなせわしない女のどこが!? って思って聞きなおしたけれど、「何か癒されるんだよね」って。

うーん、分からん……。でも、男にとって「癒される女」ってのはポイント高い筈!(確か) そう思ってちょっと嬉しくなる私。



「私と結婚したら、楽しいことだけは保証するよ(笑)」

って言ったら、

「そんなの知ってるし。一緒に旅行行った時からそれは思ってた」

って。


それからお互いに、あの旅行は楽しかったって言い合う。

彼が、「本当に楽しかった」って凄い実感こめて言ってくれたから、あー本当にそう思ってくれたんだなって嬉しくなる。

「昔ね、Cさん(実は元彼)に、ぼむさんは一家に一台だなって言われたことあるよ(笑)」

「一家に一台ぼむさんか(笑) いいな。……欲しいな」


そんな会話をわいわいしながら。あと、どんなとこが可愛い? って聞いたら、


「恥ずかしがってるとこ、照れてるとこ、甘えてくるとこ、純情そうなのに超エッチなとこ。……こういうとこ、仲間の皆は少ししか知らないんだもんね」


って言われて、(ああああごめんー、AさんもCさんも知ってますがな! Aさんにはめっちゃ甘えて頼るし、Cさんにも大概恋する女の表情は見せてきたと思うし……)と内心思うも、「うん」って答える。ばれませんように。←ひどい。


でもきっと一番、甘えたり頼ったり恋したりのバランスがいいのは、Bさんにだなーって自分でも思う。


そして日記を読み返していて、やっぱり私の意識を変えたのは「頑張ってるんでしょ? 頑張ってる人を弱いなんて思わないよ」っていう一言だったな、と。


私のこと、AさんもCさんも「弱い」って目で見て。
だから「頑張れ」って思ってた、のは私にも分かる。


だけどBさんは。頑張ってるんでしょ、って、言ってくれたから。


この人になら、委ねられるって、そう思ったんだ。




それから、昨日、その後の話をBさんがしてくれた。

「あの後大変だったんだから。嫁が帰ってきたときに泣いてたら変だし、泣いたあともあれだし、テンション下がり過ぎててもおかしいし……。電話切ってからは色々考えたよ。別れたら気まずくなっちゃうのかなとか、喋れなくなったら嫌だなとか、……嫁と今別れたら、ぼむさん戻って来てくれるかなとか」


そんな、言葉も大事に私は胸に収めて。



例え半年後、彼が決断してくれなかったとしても、迷ってくれたことを感謝できるようにしていよう、と思った。


こういう決意は大抵、元彼の時のように無様に崩れ落ちるのかも知れないけれど。



だけどやっぱり、迷ってくれたんだったらまだ諦めたくはなくて。


初めて、自分の生活スタイルを変えても一緒にいたいって、思えた人だったから。



そう言えば、一緒になった時の話をした。妄想上の。

彼は彼で、「ぼむさんの実家に帰省したら、お盆とか絶対野球見に行くんだろうなあって思ったよ」って言ってくれて。

私は私で勿論妄想は炸裂していて、「子供が産まれたら、絶対二人して「うちの子が世界一可愛い」「それ当然だし」とか言ってそう」とか、「Bさんは子供とキャッチボールとかしてくれそうだなーって思ってた」とか、言って。
彼は「絶対親ばかだー(笑) でもぼむさんモンスターペアレントにならないか心配。俺が待ってーって止めそう」と笑っていた。

「孫が産まれたらうちの親絶対来る。あるいは来いって言うよ」と私が言うと、「近いから、ぼむさんの実家に月1、2くらいなら行けるよ」って優しい(?)答え。(※そもそも彼実家に同居前提の話です)



彼の実家には、離れがあることも知った。

そこに二人が寝ればいいしね、って。えっちも出来るよ、ただし声は出せないけど(笑)って。



プライベート空間が持てるらしいと聞いて、無駄に安堵する私。(捕らぬ狸の皮算用状態)




でもなー。



地元で、同じ大学だった人を嫁に貰ってて、共通の友達もいっぱいいる中で。



私を本当に選んでくれるかなあ。




やっぱり分からないなあ。




だって、彼にだって分からないんだし。




こういう時、人は占いとかに頼るのかなあ。(占いを占いとしてではなく人生相談として見ているため、いざという時の心の寄るべがない)




今の嫁と続けるよりは、彼は絶対幸せになる。

そういう、根拠のない無駄な自信はあるけれど。




問題は彼の心であって。





とりあえず私が出来ることは、崩壊した行儀をなんとかすること。


あと、料理かな……。






私か嫁かを彼が迷ってくれるなら、それに付き合いたいと思っている。


自分の、意志で。


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