| 2014年07月08日(火) |
埋まっていく予定、埋まらない心。 |
恒例の、毎日の電話。
9月の会う予定は空白で、どうする? って聞きたかったけど、まだ先のことだし、って自分を抑えてた。
そしたら、今日の電話。
彼の地元から2つ隣の県で、9月下旬にイベントがあって、それに彼が行くという。
泊まりで。
「…どうする?」
って聞かれたから、
「わかった」
って答えた。
「9月に会うのは、そこだね(笑)」って私は言う。
どうしようかなー、とかってわざと迷わない。
彼が、私に会いたいって思ってくれてるのが分かったから。
何より彼が地元にいなくて、家に帰ることを気にしなくていい、っていうのがいい。
日曜日はどれぐらい早めに帰らなきゃいけないかは、分からないけれど。
彼の地元に行くとしたら、泊まれたとしてもお昼前には彼は家に帰ってなきゃいけないって、言ってたから。
それより少しでも長くいられるのなら、それでいい。
こんなに早く、予定を押さえてくれるのも。
私に会いたいからだって、もう信じられるようになってるから、迷わない。
そんな風に私は今日も、ほかほかと嬉しかったのに。
用があって、その後、去年結婚した友達と電話をしたら。
彼女の話題が、家を買う、妊娠しようと頑張ってる、そんな感じで。
妊娠なんて望めない、妊娠したなんて言ったらきっと「堕ろして」って言われる、そんな関係に私はいるから。
当事者にはとても深刻な「中々妊娠しない」っていう悩みも、贅沢なものに思えてしまう。
一緒に住む家だってない。ましてやそれを建てるだなんて。
彼女の正統派幸せビームが、思っていたより辛かったから。
私は彼と幸せになりたいのだと、悲しいほど静かに気付いた。
彼と続けたい心と、続けられないよって囁く自分の間で葛藤してる。
9月まで、続けられるか、本当は不明だ。
予定は手帳にうきうきと書き込んだけど、今の精神状態はとても彼に見せられない。
なのに、ともすればそれを彼に伝えてしまいそうで怖い。
「じゃあやめる?」「俺にはどうしようもないし」って、うざがられて手を離される、そんなの目に浮かぶのに。
いつかは辛くなって、自分から手を離す時がくるんだろうな。
彼を彼氏って呼んだって、虚しいものがあるの、知ってる。
だけど、何かしらの関係性が欲しくなるものだって、一つお勉強になって。
肩書きのない関係だから、余計に。
所詮疑似恋愛の、砂上の楼閣に浸る。
そばにいられればいいなんて思わない。
真似ごとの恋愛なんて、本当はまっぴらなの。
「これが幸せです」って形が欲しいよ。
ああ、結婚って、なんてその点分かりやすいんだろう。
自分からそれを捨てて、それについては全く後悔はないけれど、自分で自分を幸せにするって、なんて難しいの。
彼の前で、本当は辛いよって泣いてしまいたいけど、きっとそういう罪悪感にはあまり耐えられそうにない人だから。
そういうとこも、元彼に似ている。
向き合えない人。違うかな。向き合わない人。
向き合える人なら、不倫に走らないってね、なんて自嘲しながら。
私の辛い気持ちを、受け止めてくれるだけで違う気はするけど。
男の人は、責められてるって感じがするのかも知れないなあ。
私は一度も、元彼に既婚であることを責められたこともないし、それが辛いと言われたこともないけれど。
今私は、気を許せばそう言って泣いてしまいそう。
それでも、そうやって頑張って時間を作ってくれようとする彼に。
「頑張って会う理由を探してるんじゃん」って、言ってくれる彼に。
最初は会えて4時間って言ってた彼が、作ってくれる夜に。
もう時間でしょ、って電話を切ろうとする私に言ってくれる「ごめんね」に。
簡単に、さよならなんて、言えない。
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